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試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
貼らないのにハルンケア?
タイトルが意味不明ですが、今日は薬の名前のお話しです。

世の中に出回っている薬の中にはユニークなものがたくさんあり、一見?なものもちゃんと意味があったりします。
とくに市販薬はかなりアグレッシブに名前を付けている傾向がありますので、紹介させていただきます。

まずタイトルのハルンケア、「ハルンケア」なのに貼らない。飲み薬です。これはドイツ語の「Harn(ハルン)=尿」からきており「尿をケアする」からハルンケア。病棟で働く医師・看護師は「今日の○○さんのハルンは?」「今日はいつもより少ないです。浮腫は見られませんが今後気を付けて視ていきます。」のように使います。

次は肥満のお薬としてCMでもよく見るナイシトール。勘の良い方はすぐわかると思いますが、「内臓脂肪とる」を縮めてナイシトールです。初めてCM見た時「テキトーだな(笑)」と思ったことを覚えています。わかりやすくていいですね。

そろそろ流行もピークを越えたインフルエンザの薬「タミフル」は化学物質名「オセルタミビル」+「インフルエンザ」です。terminate flu(インフル撲滅)ではありません。そんな即効性はありません。

諸説あるものとしてはイノバン。これは市販薬ではありません。ドパミンという物質で、心臓の機能が悪い患者さんに用いる薬です。これを投与しないといけない状況では医療者はいつでも急変に備えなくてはなりません(そもそも急変したから使う、ということも多いです)。これはinotropic action(変力作用)の頭文字「イノ」からきていると言われています。心機能を高める作用を持つ薬を「陽性変力作用のある薬」のようにいうからです。しかし病棟で働く看護師が「名前の通りイノバンは命の番人ですね」と言っていたことの方が正直しっくりきます。患者さんの命を水際で守ってくれる頼りになるやつです。

他にもリピトール(脂質lipidを取る)、グッドミン(goodな睡眠)など色々あります。今のところ私的にテキトーなネーミング第1位は鼻詰まりの時に使う点鼻薬「スットノーズ」。持参薬として入院時に持ち込まれた患者さんがいて「お前そのまんまやないかい!!」と病棟で薬に向かって突っ込んでしまいました。名付け親の顔を見てみたい。仲良くなれそうです。


「??」と思った薬の名前を調べてみると面白い発見ができるかもしれません。
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