TOEIC 990&TOEFL 113&英検1級&国連英検特A級&通訳案内士 Dr.Englishの学習カルテ
試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
2018年の試行錯誤
2018年も早くも1ヶ月が経とうとしています。あっという間に年末になってしまう気がしないでもないです。

今回は教材の話です。

シャドーイングの教材としては長らくCNN English Express(以下CNN ee)を使っており、去年はJapan Times社説集をも併用してきました。

社説集は文章のレベルも高く、録音もクリアで教材として非常に有用でしたが記事が長いため、1つこなすのに時間がかかり達成感を得にくいという弱点がありました。また、CNN eeは生きた英語でありそれぞれが社説集よりは短く話題も豊富ですが、話し言葉であり文法語法の誤りが散見されるなどの弱点がありました。

そのため現在の勤務状態と捻出できる学習時間の中でもう少し細かく区切れる教材がないか、と以下の条件で探してみました。

・1つの文章が長くても2-3分程度であること
・忠実な日本語訳がついていること(サイトトランスレーションをはじめとした通訳練習に使用する想定)
・話題が豊富で飽きにくいこと

すると灯台もと暗しというか、やはりというか、見つけてしまいました。

英検1級の過去問です。

受けなおそうとでも思ったのか、なぜ買ったのかあまり覚えていませんが2015年版が本棚をいい感じに肥やしておりましたのを発見しました。英検1級リスニングの、特にPart 2をメインに取りかかりはじめました。これは浅く広く様々なトピックを扱っており、約1分半で日本語訳は翻訳のように忠実です。しかも問題付き。まず普通に解いて、その後でシャドーイング、リピーティング、サイトトランスレーションなどをしていきます。しかもPart1の会話文を使えばワンパターンになりません。

欠点としては内容や語彙のレベルが社説集より易しく録音も遅いためシャドーイング、リピーティングの際の負荷が軽いことでしょうか。これは通訳訓練の1つでもあるサイトトランスレーションを取り入れることで追加の負荷をかけて補います。

リスニング1回分を先読みなし&メモなしと本番とは違う条件ですが通して解いたところPart3で1問聞き逃しで間違えてしまいました。全問正解を逃した悔しさがあるものの、合格した当時に比べて随分力がついたものだな、とも思いました。

継続は裏切らないですね。より実力アップを目指して頑張ります。
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通訳案内士2次試験 受験レポート
今回は私の2次試験レポートです。逐次通訳、プレゼンテーション、質疑応答で私がどう答えたか、可能な範囲で再現したものをご紹介します。この程度で合格できるという、1つの目安としてみてください。

①逐次通訳
読み上げ課題
花火は日本の夏の風物詩です。様々な地方自治体が毎年大規模な花火大会を催し,いくつかはとても規模が大きいです。中でも歴史と伝統ある隅田川の花火大会は有名で毎年かなり混みあいます。屋形船から見る花火はまた格別で、おすすめです。

通訳解答
In Japan, fireworks are the symbol of summer. Every year many local municipal governments hold fireworks festivals, and some of them are large scale. Among them, Sumida river fireworks festival has its long history and tradition and is very crowded every year. Watching fireworks from Yakata-bune, or a ship serving Japanese cuisine is impressive and it is highly recommended.

抜けがあるかもしれません、こんなに短かったかなあ・・・?
なるべく試験官の目を見て、コミュニケーションを意識して解答しました。


②プレゼンテーション

【課題】
・ジンギスカン
・千羽鶴
・民泊


全て練習していた歌舞伎やら、明治維新関連やら、銭湯などにかすりもせず「あ~・・・・」という落胆の気持ちに呑まれそうになりましたが、諦めるしかありませんでした。

民泊→細かいこと知らない、近隣住民とのトラブルなどネガティブな印象の方が自分の中で強い
ジンギスカン→北海道、焼尻島の有名な羊のことなど予備知識はあるが話が広げにくそう

ということで千羽鶴で行き当たりばったり、口から出てくる言葉に任せる方針にしました(まさに「口から出まかせ」)。

Senba-zuru is one thousand paper cranes made of Origami, or traditional Japanese paper craft. People make Senba-zuru when they have a wish. This is because the legend tells us that if people make Senba-zuru alone, their dream will come true.

One most famous Senba-zuru is located in Hiroshima Peace Memorial Park. Many died during the war, and people made Senba-zuru to wish for peace. Even former US president Barak Obama came to Hiroshima and wrote a memorial message. So Senba-zuru in Hiroshima Peace Memorial Park is the symbol of peace in Japan.

In my own example, my mother was sick in bed due to cancer. I hoped her recovery, and I made Senba-zuru to wish for her recovery using about one week. Thanks to my wish and effort and thanks to the development of the medical system, my mother recovered, and she is now in good health.

If you are interested in Senba-zuru, please go to Hiroshima Peace Memorial Park, and if you have a wish, please make your own Senba-zuru, and I believe that your dream will come true.

Thank you very much.

だいたい150wpmくらいの速さで話しました。こちらもアイコンタクト+笑顔を意識です。「千羽鶴をクラスのみんなで作った」経験はありましたが、「一人で折った」ことはなかったため、自分の経験の段落については捏造することにしました。

あと1つ2つ具体例を出して話を広げたと思うのですが思い出せませんでした。
因みに早くしゃべればよいというものではなく150wordsくらいの内容がゆっくりでよいので2分で話せれば合格ラインとしては十分です。

③質疑応答
日本語で記載しますが、実際は英語での会話です。
N:ネイティブ、A:私


N:いつ頃から日本の子供たちは折り紙を習うのですか?小学生くらいからですか?
A:多くの子供たちが幼稚園で習いますので、学童期前の子供(preschool children)でも折り紙を折ることができます。ただ、折り鶴は少し複雑すぎるかもしれません。
N:鶴の他によく折り紙で作られる動物はありますか?
A:カメなどはよく折られるものの1つだと思います。鶴に比べて作るのも簡単だと思います。
N:鶴は子供には複雑とのことですが、その他子供たちが作るものはありますか?
A:確かに鶴は少し難しいです。小さい子供たちは紙飛行機などを作ることが多いと思います。
N:千羽鶴を作るにあたっては鶴の大きさは関係ありますか?
A:サイズは重要ではありません。基本的な規格の折り紙はコンビニでも売っていますので、それを使うことが一般的です。中には自分の器用さをアピールするために(to show off their dexterity)非常に小さい折り鶴を作る人がいますが、千羽鶴にとって大きさは関係ありません。
N:色などは関係ありますか?
A:色も重要ではありません。どんな色の折り紙でも作れます。
N:千羽鶴を作るのに1週間ほどかかったとのことですが、1日どのくらい時間をかけたのですか?
A:当時私は中学生でしたので、たくさん時間がありました。母のことだけ考えて、1日4-6時間かけたと思います。
N:技術は大切ですか?鶴を折るのは難しいとのことですが、私にも作れるのでしょう?
A:技術は大切ではありません。外国の方(people from abroad)も、何回か練習すれば作れるようになると思います。大切なのは願いを叶えたいという思いです。思いを込めて鶴を折れば、技術は関係ありません。
N:折り紙を折ることはどこで習えばよいのでしょうか?
A:地方自治体では公民館などで折り紙のレッスンをやっています(Origami workshop)。そこに参加すれば折り紙を習うことができます。(地方自治体の全てがそうした場を提供しているわけではないのでsomeをつけるべきでした)

上記くらいのやり取りをして試験終了になりました。ほぼネイティブの試験官とのやり取りですが、もう一人いる日本人の試験官とも積極的にアイコンタクトを取りコミュニケーションを意識しました。平均的には3,4つの質問があると聞いていたのですが、随分と色々なことを話したと思います。

使用した表現など、そのまま再現しているので間違いや稚拙な表現が散見されますが上記のような流れで無事試験は終了しました。質疑応答の途中で試験というより自然な会話をしているような雰囲気になったことに気付きました。お互いに終始笑顔で試験を終えることができたと思います。

通訳案内士試験は1年に1回と受験機会が少なく、試験内容の情報もけして多くはないため、受験の際にはある程度練習をしたら語学学校が開催する面接対策講座を受けてみてどのように試験が進んでいくか、本番に近い場でちゃんと練習通りできるかを確認して万全を期す必要があると思います。私も翌年に持ち越すのは避けたかったためCEL英語ソリューションズの面接講座2回+曽根学長の前日レッスンと計3回受講しました。CELの講座は90分で4人が2回ずつやるので、いい練習になりますし、他の受験者が指摘されたことも吸収することができます。また、他の受験者のレベルをチェックして自分の位置をチェックすることもできます(2次試験の合格率は60%程度なので半分より上にいる自信があれば大丈夫です)。

読んでいただけると分かりますが、正直大した内容を話しているわけではなく内容に不正確な部分もあると思います。それよりも「ガイドとして、外国人観光客をもてなそう」とする態度をもって堂々と、笑顔で面接を受けることの方が大切だと思います。そういう意味では求められる英語のレベル・流暢さなどは英検1級の2次面接よりもハードルは低いと思います(もちろん英検でも笑顔やアイコンタクトは大切ですが)。

通訳案内士試験を検討している方々の参考になればと思います。
通訳案内士2次試験 概要と対策
今回は通訳案内士2次試験対策です。この記事では概要と対策方法の1例を紹介します。

まず先日の記事でも書いた通り通訳案内士試験で最も大切なのは「情報収集」です。1次試験の翌週くらいに民間のスクールが対策講座をやりますのでそちらの受講をお勧めします。私は単発の対策講座、直前の面接練習講座を受講しましたので、これらについては別の記事に書きます。

2次試験は約10分間で、簡単な自己紹介の後に逐次通訳+プレゼンテーション+質疑応答の構成になっています。

「逐次通訳」では日本語で100~150字くらいの長さの文章が、外国人観光客にガイドするつもりで通訳しなさいと言われた上で読み上げられます。指定の紙とペンが渡されメモはとれますが、日本語が読み上げられた後に準備時間はありません。

プレゼンテーションでは例えば「明治維新」「温泉」「日本の城」のような3つのお題が与えられ、その中の1つを選んで2分間プレゼンをします。準備時間は30秒です。

逐次通訳の対策としてはまずしっかりと日本文を「聞く」ことです聞き、内容をイメージをして、それを描写するように、なるべく聞いた順番通りに英語でアウトプットします。英語力ではなくガイドとして内容を伝えられるか、が問われている試験ですのでシンプルな英語ほど望ましいと思います。メモのコツは画数の少ないカタカナを用いる、頭の数文字だけメモする(兼六園ならケン-のように)、簡単なイラストでイメージしやすくする、矢印や等号/不等号を用いるなどありますが、内容を思い出すヒントになれば何でもいいと思います。メモを見て思い出すことがやりにくければメモを取らない、というのもアリだと思います。メモは見つつも、試験管と目を合わせて通訳するほうが印象的にはよいでしょう。

普段の練習としては、私のブログの過去の記事「シャドーイングの処方箋」をご参照いただければと思います。この記事では聞いた英語のイメージ化+イメージを描写するようにシャドーイングという練習を紹介しています。イメージを描写する、という点で今回の試験と似ていたお陰か逐次通訳の練習は直前講座以外の場では特にしていませんが特に問題ありませんでした。

プレゼンテーションはPEPという英語学校が過去問集を出しています。英検のように複数回出されるテーマもあるようなので過去問チェックは必須だと思います。私はPEPの過去問集以外にもいろいろ購入しましたので後日これも記事にします。また、質疑応答で実際に聞かれたことも掲載されています。ただし通訳案内士試験に限ったことではないですが、個人的には合格のためにスピーチを沢山暗唱する、というのはあまりお勧めしませんし、必要もないと思います。例えば通訳案内士試験のプレゼンテーションの場合、「ガイドが予備知識のない外国人観光客の案内をする」立場で

①お題の語の定義
②日本で見る・食べる・体験するにはどうすればよいか、どこへ行けばいいかなど観光の観点から
③自分自身の経験(捏造可)
④ぜひあなたもどうぞ

の流れで説明すれば合格できる程度にはまとめることができます。暗記した2分間分のスピーチを思い出すのは中々難しいし、言いよどむとパニックになって総崩れするリスクもあります。テーマが外れれば手も足も出ず応用も効きません。スラスラ思い出せても棒読みになってしまえばアイコンタクトや表情に注意を払えずこの試験で最も大切な「ガイドとしてコミュニケーションを取ろうとする姿勢」は評価されにくいでしょう。

結局のところ「自分の考えを自分の言葉で表現する」という、一見難しいようで最も基本的なスキルを磨くのが最短で確実な合格ルートであると思います。ただし過去問集や「英語で日本を説明」関連書籍を使用し〇〇〇 is △△△といった語の定義は覚えてしまった方が早いことが多いです。1年1回しかないので、チャンスは少ないですが逆に準備時間を長く設けることが可能ということでもあります。けして易しい試験ではないと思いますが、戦略をもって臨めばちゃんと合格できる試験だということもわかりました。学ぶ範囲も日本のことですから日常生活でもちょっとしたところで得た知識が役に立つこともあります。

ご興味のある方は是非、受験してみてください。1月から始めれば半年以上の対策期間です。
新年の抱負
謹賀新年

今年もよろしくお願いいたします。さて、2018年も始まって1週間ほど経ちました。2017年は通訳案内士試験に合格するなど、資格取得の面ではある程度の成果はあったものの年始の目標設定から色々と逸れた感じでした。

年始に目標を立てても途中で新たにやりたいことが見つかる事も多く、昨年は予期せぬ人員減による業務の多忙化などもありましたので、今年も柔軟に軌道修正しながら1年を通して学習を継続できたらと思います。

個人的には昨年11月の試験で工業英検1級の取得を狙うつもりでしたが、2週間後に控えていた通訳案内士2次試験を優先し受験を先送りにしたことが最大の積み残しだと思っています。今年中に合格することを目標にしたいと思います。

また、工業英検の対策をしながら翻訳/通訳のどちらか又は両方に手を出そうかと思います。今まで英語で情報を得る能力、発信する能力の双方を鍛えてきました。勿論どちらもまだまだ未熟で改善の余地は多分にあるものの、並行して「英語と日本語を行き来する能力」を養いたいと思います。英語と日本語の言語的な違い、文化や考え方の違いなどより多くのことが学べるのではと期待しています。

さらにはTOEFL iBTの点数更新やIELTSの受験など、やりたいことを挙げればキリがない状況ですが、今年も

I learn English to know how the world works.

の精神で頑張っていきたいと思います。
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