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通訳案内士1次試験 歴史対策
通訳案内士試験の対策記事、2稿目は歴史対策です。年の瀬で2017年の振り返りと2018年の目標を書こうとも思いましたが、そちらは年始の記事にしようと思います。

恐らくこの歴史が通訳案内士試験の中で最も対策しやすい科目であると思われます。理由は非常にシンプルで、あまり難しくないからです。高校学参を用いれば教材は無数にあり、しかも細かいところは問われません。宗教、建築、文学といった文化史としてまとめられている範囲からの出題が多く高校生が授業で使うような図説が威力を発揮します。

以前の記事でも記載しましたが、私は
詳説 日本史
詳説 日本史ノート
ヒストリア日本史
図説

で勉強しました。歴史に関しては、高校教材をベースにするのが無難だと思います。正直、高校基礎レベルのもっと易しい参考書やセンター試験対策の本で大丈夫です。私は上記の本で対策し、某スクールの解答速報で92点でしたので対策としては確実ですが「合格を狙う」ということに関しては少しやりすぎ感が否めません。

通訳案内士試験の歴史対策として意識しなければならないのは「地理との関連」です。歴史と関連して有名な寺社についての設問で、地理の対策で得た知識を用いて正解できた問題がありました(例えばある建造物では「~~年に誰が建てた」というのは歴史の対策で、「この建物は日本三大○○に数えられている」といったものは地理の勉強で学ぶことが多いです)。特にH27以降の問題では歴史と地理の境界が曖昧なことがあります。歴史的背景を学んでおくと地理対策で観光名所の勉強がしやすいですし、逆もまた然りです。因みに私は歴史を一通りやってから地理をやりました。地理の対策は断片的になりやすいので流れのある歴史を先に学んだ方がよいと考えたからです。これは個人の好みだと思うのでやり易い方からでも、並行してやってもよいと思います。

地理と歴史の関係は密接で、国際情勢・時事問題の記事や地政学の本を読んでいるといかに地理的条件と歴史的イベントが深く関連しているかが分かります。これは日本の歴史でも同じことなので、そういった視点から学びを深めようとするとただの試験対策以上に多くのことが学べるし考えることができると思います。

最後に、過去問題集の新しいシリーズが出ています。実際に試験で使用されたものとは異なりますが、写真が掲載されており解説もそれなりに充実していますので興味のある方は是非ご自身で確認していただければと思います。
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通訳案内士1次試験 地理対策
通訳案内士試験について、対策記事を作っていこうと思います。職場の人員減により忙殺され、半年間くらい音沙汰なしだったブログですがここにきて少しアクティブに記事を投稿していこうと思います。

さて、今回は日本地理についてです。

通訳案内士試験における日本地理は多くの受験生にとって「どこから手をつけていけば分からない」科目であると思います(一般常識程ではないですが)。観光地は無数にあり、それぞれについて調べるだけで膨大な時間がかかってしまいますから、なるべく短い勉強時間で多くのことを、できるだけ身になる形で(少なくともマーク式テストで問題なくアウトプットできる程度には)身につけることが必要です。

まずJNTO(日本政府観光局)のサイトによると地理の合格基準点は70点とされています。実際の試験では全体の平均点により調整が入り70点より下がることが多いようですが、本記事では「70点」をなるべく確実に取ることを基本方針とします。

対策のポイントとしては以下のものが挙げられます。
①政府の観光に対する方針に基づいた対策
→通訳案内士は国家資格です。政府がどのような観光施策を取ろうとしているのか、通訳案内士にどのような能力を求めているのか、この点を考慮して対策を行うことが最も大切であることは議論の余地がないでしょう。

②広く浅く+濃淡
→過去問を見ると京都・奈良といった鉄板の地域だけでなく、あらゆる観光地が出題されています。そのため、有名どころはしっかり押さえつつ自分にとってなじみのない地域の観光地、あまり知名度の高くない観光地も幅広く押さえる必要があります(政府がどこを推しているか、も意識する

③地図を使う
→地理の勉強には地図帳、当たり前のことです。特に通訳案内士試験の場合は「観光・旅行」を意識することが大切です。

それぞれに必要な教材で私が特におすすめするものを挙げますと、

①:最新版の観光白書JNTOのウェブサイト
ここ3年くらいの過去問を見るとJNTOのサイトに載っている「広域周遊ルート」が頻出しています。これこそ政府がどこの観光地を推しているか=通訳案内士試験に出やすい分野です。勉強はまずここから。因みにこの観光白書、1次試験が行われる8月の時点では前年度のものまでは書籍で入手できますが、少なくとも今年に関しては最新版はオンラインで公開されているのみでした。私は諦めて全て印刷しました。

②:完全制覇 国内旅行地理検定試験過去問
この本の全てをやる必要はありません。各地域ごとの節末にある空欄補充問題をひたすら繰り返します。後半には模擬試験形式の問題が多数収録されており、通訳案内士試験と形式は違うものの知識の確認に役立ちます。空欄補充問題だけ解いていてもかなり細かい知識を聞いてくるのでJNTOサイト、過去問、次に紹介する旅地図を参考に、出ないと思われるものは削ってしまって差し支えないと思います。

③:旅地図 日本
写真が多く、重要な観光地はピックアップされて短い解説がついているので読んでいても飽きにくい旅行用地図です。過去に出題された地域の多くがこの地図で解説がついている場所なので、過去問や上記の完全制覇~とも相性◎です。


まず過去問を5年分解いて試験形式に慣れましょう。H27くらいから傾向が変わっているので古い問題で関係ないものは飛ばしてもOKです。

過去問の次はJNTOサイトの広域周遊ルートをなぞるように旅地図を用いて仮想の「旅行」をします。特に未出のルートは要チェックです。出題されたものも含めて広域周遊ルートを全て学習すると日本の多くの地域がカバーできるので効率的です。並行して完全制覇~の空欄補充を旅地図を併用しながら繰り返します。広域周遊ルート・完全制覇・旅地図の3つを行き来して学習することで効率的に知識を定着させることができると思います。

今年度の問題にはあまり知名度の高くない観光地も多数出題されましたが、某スクールの公開する解答速報で79点を取得できました。学習時間が十分取れない中ではまずまずかな、と思います。もちろん「絶対に!」などと言うつもりはありませんが、上記の教材をしっかりやれば8割前後が期待できると思います。この合格点+1割増しの点数を狙うという心構えも重要だと思います。最初から8割取ろうと思って対策していれば、多少失敗しても7割取れることが多いからです。

また、広域周遊ルートのスライドが公開されていますが、その中に「トリップアドバイザーで外国人に人気の観光地〇位」といった記述があり、JNTOがそういった情報サイトをチェックしていることがうかがえます。余裕があれば、そういったランキングの上位をチェックすることもよい対策になると思います。

最後に、通訳案内士試験で最も大切なのは「情報収集」だと思いました。どのくらいの範囲をどのくらい細かく対策するか、読み違えると全く見当違いの対策となりやすいと思いました。私の他にも試験対策を公開しているブログがありますので、色々参考にして自分なりの「確実性の高い最短経路」を探していただければと思います。

・・・と書きつつ日本歴史については過去のブログで書いた通り、面白くなってしまいかなり過剰対策をしてしまいましたが(^^;

後日、歴史・一般常識・二次面接についても記事を書こうと思います。
通訳案内士試験に合格しました
平成29年度通訳案内士試験に無事合格することが出来ました。

思い返せば今年の始めにふと興味が沸いたことがきっかけでしたが、この試験は受けて本当に良かったと思います。

今まで国際情勢/時事問題の記事をたくさん読んできたつもりでしたが、通訳案内士試験の対策をしていると「自分の生まれた国のことすらこんなにも知らなかったのか!」と驚くことが沢山あり、試験勉強を通じて色々な発見をしました。

対策する範囲は広いものの、歴史、地理、一般常識の対策で学ぶ内容は実生活でも活かせることが多く、オススメの試験です。

一次試験は解答速報で受験後すぐに、二次試験は受けた感触で合格したことは確信しましたので合格発表の25日を心穏やかに迎えることができました。

これから対策記事を書いていきたいと思います。この試験に関しては色々な教材をチェックしましたので今後受験を検討している方に役立つ記事が書けるよう頑張ります。
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