TOEIC 990点 & TOEFL 113点 & 英検1級 & 国連英検特A級 Dr.Englishの学習カルテ
試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
TOEFL speaking independentの処方箋
試験対策の記事を書くのは久しぶりになりますが今回のテーマはTOEFLのスピーキング、特にQ1&Q2に焦点を当てたいと思います。スコアとしては24点しかないのでスピーキングの記事を書くのは憚られますが、めげずに書きます。

まずQ1&Q2は15秒の準備時間と45秒の録音時間からなりますが、当然ながら15秒ではいう内容を一言一句作り上げることはほぼ不可能と言っていいでしょう。問題文の読み上げを合わせると10秒程度長くなりますが、それでも厳しいと思われます。

したがって話す内容の「大枠」を作ることで準備時間は大体使い切ってしまう、あるいは大枠さえ作るのに足りないという方も多いのではないでしょうか?

しかしながら以下のように考えれば少なくとも「何を話していいかわからない」状態からの脱却は可能だろうと思います。

-----------------------------

例として「最近行ったレストランで印象に残った出来事を理由とともにdescribeせよ」という問題が出たとします。

この時、「えっ最近外食なんてしてないし・・・」と思考が止まってしまったならば筋道のある解答をすることは困難となります。

しかしながら、レストランについて印象に残るポイントがどれだけあるでしょうか?

多くの場合、そのお店の「料理について」「雰囲気について」「サービスについて」「値段について」くらいなものではないでしょうか?

その中から適当に(この場合テキトー、という意味で)2つくらい見繕ってしゃべれば理由を伴った解答をすることができます。

解答例:
 先月両親と行ったイタリアン
  ①サービスがとても良い
  ②料理がとても美味しい

これで大枠は完成です。具体例はレストランのサービスですから大抵はウエイターがやってくれると考えれば簡単に思いつきます。料理がおいしい理由はシェフの腕がよい、材料が新鮮などが考えられます。

解答例:
 先月両親と行ったイタリアン
  ①サービスがとても良い→ウエイターがこまめに声をかけてくれて細かい要望にも応じてくれたなど
  ②料理がとても美味しい→新鮮な野菜を材料に使っている、シェフが有名な人であるなど

ここまで考えられた後でようやく「所謂」スピーキング力の出番です。自分の持つ語彙、表現、構文を駆使して解答をすることになります。

----------------------------

英検やTOEFLなどの試験を定期的に受けている方にとっては釈迦に説法になることを承知で申しますと、上記の例のようにスピーキング試験で重要なことはどれだけフレーズを知っているかだけではなく、話す内容を整理する力、筋道立てて話す力などが問われてきます。どれだけたくさんのフレーズを知っていても話す内容がなければ話せないので寧ろこのtopic developmentの方がある意味大切です。しかし、個別のtopicについて注目するべきところはある程度決まっていることを意識しておけばtopic developmentで躓くことをかなりの確率で予防できるようになります。

レストランと聞いて自分の記憶を呼び戻している間に時間は切れます。レストランについてコメントするなら値段か味かサービスか雰囲気か、そのくらいなものでしょう。どのポイントについて言及するかある程度絞ったうえでスピーチをまとめたほうが効率が良いと思います。

他の例として、ボランティア活動などの場合やったことない方はネタとしてストックがないと難しいかもしれませんが、こちらもイベントに参加したと考えると「楽しかったか」「ためになったか」「人との交流」くらいに落ち着いてくると思います。

以上のようにQ1&Q2は問題文を食い入るように眺めても解答は思いつきません。「あ、social activityの話ね、じゃあ人との交流とためになった的な2つのbodyでいこう」といったように少しテーマを一般化して、そこから話す内容を整理するとうまくいくことが多いと思います。

そうすればストックするネタの数も激減し、対策は楽になり、その都度自分で解答を考えているため即興で話す力が身に付きます。

万能とは言いませんが、上記のように「少し引いた目線でトピックを見る」ことは英検などでも有効だと思います。むしろ実践で英語を使う時にも威力を発揮します。

語彙・フレーズといった狭義のスピーキング力を養う方法として私がお勧めさせていただいているものはスピーキングの記事にありますので興味ある方はご参照いただければ幸いです。
スポンサーサイト
一足早めの振り返り
さて、今日で10月も終わり今年も残すところあと2か月となりました。

私は今年の初め、「今年は色々な本を読むぞ!」と目標を立てました。というのも医師は大学に入ってから少しの教養科目を除き基本的には医学一筋、医師になれば同僚と話す内容は医学の話・日常診療の話が大半です。これ自体が悪いことではありませんが、やはり知識・常識の偏りは否めません。例えば接客業をはじめとした様々な業種で重視されている「接遇」の概念は医学の世界では薄く、患者に対して高圧的に振る舞う前時代的な医師の姿も散見されます(※医師は接客業の要素を含みながら患者に治療面・生活面で指導をしなくてはならない立場でもあり診察の際の話し方や振る舞い方のバランスは難しいところです。私は患者に合わせて話し方等を変えています)。医師という社会的立場に胡坐をかいて世の中の大局、社会人としてのあるべき姿に目を向けないままではいけないと常々思っています。

また、接遇だけでなくビジネスパーソンが普通に使っている考え方や、いわゆる「仕事術」が医師にも当てはまり、上手に使えば効果絶大であることも疑いようがありません。

教養を広げる、常識的な考え方を知ることは何も本からだけではありませんが年始に立てたこの目標がどの程度達成されたかを見ていきます。以下は今年読了した本になります。一部の本は今年読むのが2回目、3回目というのもあります。ちなみに冊数の目標は立てていません。

※医学書、英語教材、英語の勉強の一環で読む本(The Economist、SCIENTIFIC AMERICANなど)を除く

・嫌われる勇気


・幸せになる勇気

・ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ

・図解 地政学入門

・はじめての課長の教科書

・仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

・明日に疲れを持ち越さないプロフェッショナルの仕事術


・図解 経済学入門

・図解 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

・29歳からの人生戦略ノート

・実践MBA経営学の教科書

・仕事が早い人は「見えないところ」で何をしているのか?


・経営者のためのリベラルアーツ入門

・経済学を学ぶ

・9つの性格

・齋藤孝の速読塾

・知らないと恥をかく世界の大問題7

・グロービス流 リーダー基礎力10

・グロービス流 ビジネス勉強力

・なぜ、この人に部下は従うのか

・あなたの1日は27時間になる

・プロフェッショナルネゴシエーターの頭の中

・グロービスMBAで教えている交渉術の基本

・伝わるデザインの基本

・杉原千畝 情報に賭けた外交官

・苦手な人が気にならなくなる本

こんなところだと思います。正直微妙な本、学びや気付きの少ない本もあります。今読んでいる本、読もうとしている本を合わせれば30冊ちょっとになると思います。私の何倍も本を読んでいる人は沢山いるでしょうが、個人的には及第点かなと思います。

仕事術に関する本が多いのはルーチンでこなす業務をいかに効率化するか、ヒントを探すためです。

人間関係、リーダーシップに関する本は、はるかに年上の看護師・薬剤師などにも指示を出さなければいけない医師として礼儀・相手のキャラクターに合わせた対応・たとえ若僧でも頼れる若僧であるための資質を得るためです。交渉術の本もこの目的で読みました。

経済学・経営学の本はお金の流れを知るためにはこうした知識が必要だからです。あと単純にMBAに興味を持ったからです。そろそろ経済・経営の専門書に手を出します。

地政学系の本は以前にブログでも書いているのですが、国際情勢の知識を深め世の中で何が起こっているのか、偏ったメディアの報道に流されず主体的に考えるためです。

読んだ本を見るとバラバラですが一応上記のような意識をもって読んでいます。医学知識・技術を養うとともに普段の業務がより効率化・仕組化できれば自由な時間が増え、手に入れた時間を好きなことやさらに勉強に充てることも可能です。今のところはこのスタンスで間違っていなさそうなので引き続き偏らず、常に柔軟な考え方ができるような人間を目指していきたいと思います。


因みに上に挙げたビジネス系の本をまとめると、

「ルーチンをなるべく仕組化し、自分の仕事はメモとチェックリストを利用し漏れなく効率化。相手に合わせて自分の振る舞いを変えて柔軟に対応し、特に相手の話を聞くことに注力する。その中である事象一点だけに囚われず広い視野を持って行動する。」

当たり前ですね。だからこそ難しい。

地に足付けて頑張ります。
copyright © 2017 TOEIC 990点 & TOEFL 113点 & 英検1級 & 国連英検特A級 Dr.Englishの学習カルテ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.