TOEIC 990点 & TOEFL 113点 & 英検1級 & 国連英検特A級 Dr.Englishの学習カルテ
試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
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国連英検 特A級対策 2次試験対策
国連英検特A級対策の記事第一弾です。まずは面接試験です。

面接はcomprehension, speaking(語彙の豊富さ、発音など), communication, knowledgeの4項目が各10点満点です。4項目の平均を取って8点で合格です。採点シートは過去問集に載っています。

ある程度流暢な英語が口から出てくることは前提ですので、国際情勢の知識を入れながらスピーキング力の底上げも並行して行っていく必要があります。(ある程度スラスラ話せないとspeakingの項目で減点されるばかりか構成が掴みにくくなってcomprehensionに影響しますし、試験時間内に多くの話題について話すことができずknowledgeやcommunicationにも影響します。)

まずは7月10日に行われた私の面接を当日日本語で復元したものを提示いたします。合格の目安として参考にしていただければと思います。

試験時間は約15分です。私の場合、面接官は女性のネイティブと男性の日本人の2名で、ほぼすべての質問はネイティブからなされました。

※あくまでも「試験」としての面接ですので、以下の内容は必ずしも私の政治的・思想的な主義を示すものではありません。話題をうまく誘導するために述べた内容もありますので予めご了承ください。予想を色々していますが、当たってたり外れたりしています。


15分間のやり取りがそのまま載っているので長文ですが、国連英検に興味のある方はぜひご覧ください。
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(まずは私の職務についてや私の診療科特有の話題、直近の留学についてなど3つ4つ簡単なやり取り)

Q. 今日は選挙の日ですね、投票はしましたか?

3日ほど前に生まれて初めて期日前投票をしました。

Q. 初めてというのはどういうことですか?

普段は通常の投票日に投票しているが、期日前投票は初めてという意味です。

Q. 自民党は勝つと思いますか?

多分勝つと思います。しかし票を失うことは避けられないでしょう。都知事の不祥事もありますが、何より政治家は安保法制や改憲についてなど、重要な議論を避けています。票を失うことを恐れたのでしょうが、このような私たちが本当に知りたい琴線に触れてこないようでは支持を失う結果になるでしょう。政治家らはもっと多くの議論をして国民にその是非を問うべきだったと思います。

Q. 政治を取り仕切るリーダー達が積極的な議論を避けているようにも思えます。あなたは日本の代表(この場合総理大臣)にはどのような資質が必要だと思いますか?

自信とカリスマ性でしょう。日本の首相に欠けているところだと思います。国会議員の質問に尻込みし、強い言葉・はっきりした意見を述べることを避けているように見えます。そのような姿勢では国民を率いることはできない。アメリカの大統領を見ると、彼らは常に自信に溢れ、強い言葉・具体的な計画を口にする。たとえ困難な状況においてもです。彼らが持つような自信と、国を率いるリーダーだという強い意志こそが日本のリーダーに必要であり、そのような資質を持ってこそ初めて真の意味で日本を率いていくことができると思います。

Q. 選挙の規則に変更があったことについてはどう思いますか?

選挙権年齢が18歳に引き下げられたことはとてもいいことだと思います。日本の国政は高齢者偏重とよくいわれていますから、若者がもっと政策決定の中で重要視されるべきだと思います。一方で年齢を下げるだけでは不十分です。18歳、19歳は全有権者の2%強にすぎません。高齢者と若者のバランスを適切に取るためには20代、30代がもっと投票に行く必要があります。

Q. 選挙と言えばアメリカの大統領選挙が近づいていますが、何か思うところはありますか?

どちらの候補者もあまり人気がないですから、米国民にとっては難しい選挙になることでしょう。ただ1つ言えることは、最も大統領にふさわしい人(the person who is most presidential)が大統領になるべきだということです。

※リバタリアン党の候補者が例年よりも多くの支持を得ていることに言及した方がよかった

Q. トランプ氏が大統領になる可能性はあると思いますか?

あると思います。しかし彼の言動はポピュリズムに傾倒し、暴力を広げているように見えます。とても大統領にふさわしいとは思えない。米国民が正しい判断をすることを期待します。

Q. トランプが大統領になったら日本にどのような影響があると思いますか?

影響は大きいでしょう。これまでの彼の発言からTPPだけでなく、安全保障の面でも甚大な影響は避けられません。アジア太平洋地域の情勢は急速に変化しています。先日中国は南シナ海で実弾演習をし、北朝鮮はミサイルを打ち上げました。日本政府としては米国とより緊密な関係を維持し、アジア太平洋地域の情勢に立ち向かわなくてはなりません。

Q. 最近のアメリカの銃乱射事件についてどう思いますか?

とても衝撃的です。ただ1つ、明らかなのは銃に対する何らかの規制は必要だろうという点です。オマール・マティーンは合法的に銃を購入しています。30発も撃てる能力がある銃を、です。これは自衛のための銃としては明らかに能力過剰でしょう。自衛のための銃であれば装填数や射程などに制限を設けるべきです。

Q. 銃規制の強化について、実現は可能だと思います?
 
多くの利権団体がありますから、難しいかもしれません。時間もかかるかもしれません。でも政府は銃規制の方向に進んでいく必要があります。

Q. 日本はとても厳しい銃規制がありますね。アメリカは日本をモデルケースにすることはできると思いますか?

それは不可能でしょう。私がアメリカに行って感じたことは、銃はアメリカの生活にとても深く根差しているということです。多くの人が銃を持っているし、射場に行けば娯楽として射撃ができます。完全に取り上げることは不可能でしょう。だからこそより厳しいbackground checkや銃の能力に制限を置くことが重要になってくると思います。少なくとも事件の件数や犠牲者を減らすことはできると思います。

Q. Brexitはコンサバと言われていて、アメリカもより保守的な方向に行く、・・(中略)・・・。政治家たちは重要なことを議論しない傾向がありますね。一方で日本の若者は多くの情報にアクセスできるわけです。若者たちはどうやって世界情勢の知識を身に付けていくと思いますか?(試験管の方も何を聞きたいのかはっきり定まっていない感じでした)

インターネットが身近な若年層は世界情勢に関する様々な情報にアクセスする機会はあります、(ここで試験管は「opportunities…」といい、でも使っていないよね、というやり取り。)でも実際は使っていない。もっと私達若者が関心を高め知識をつけ、政治家にプレッシャーをかけていく必要がある。一方で政府としても教育や広報活動を通して若者が関心を持てる政治をアピールしてほしい。

※Brexitの質問かと思いきや、Brexitと全然関係ないという・・・この質問のみ日本人の面接官からされましたが、正直何を答えていいのかわからない質問でした

Q. 実現は可能だと思いますか?

どうでしょうか・・・先に述べた通り、多くの政治家は重要な事柄に触れるのを避けています。私たちが本当に知りたいことに触れてこない。だから私達の政治に対する関心はなくなっているのだと思います。政治への関心を高めるためにはまず政治家は国民の意思に応える必要があります。議論の的になることを沢山議論し、その是非を国民に問うのです。そして私たちは日本国民としての責任を果たす、すなわち国政の方向を定めるべきだと思います。

Q. 試験時間がそろそろ終わります。最後に何か言いたいことはありますか?

日本は今とても難しい状況にあると思います。その中で、日本経済について話したいと思います。日本を活性化するために最も大切なことの1つは女性の地位向上です。今年のG7サミットではSTEM領域での女性の活躍を促進することに重点が置かれました。この目標を達成するために解決しなければならないものが山積みです。例えば待機児童の問題で多くの親、特に母親が正規雇用に就くことを妨げられています。これはサミットで掲げられた目標に矛盾しますし、経済回復を妨げ、男女平等を阻害します。政府には私たちが力を合わせて日本の発展に寄与できるような社会を作ってもらいたいと思います。

Q. ありがとうございました。
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今読み返すと、もっとうまく言えたであろう部分も散見されます。重箱の隅をつつくような細かい内容を記憶することまでは要求されず、知識としてはこの程度で合格できます。内容的にはどれもTVやネットでニュースを定期的にチェックしていれば出てくる内容ですので日々の積み重ねが大切だと思います。

あと2つくらい質問があったような気がするのですが、思い出せませんでした。


ポイントとしては、自分の考えなどを述べながら適宜具体的な数字や名詞を出すことで知識のアピールをすることです(オマール・マティーン、未成年有権者は2%強くらい、伊勢志摩サミットでSTEM領域の女性の活躍推進が宣言に組み込まれたことなど)。

2015年第2回の面接で私が不合格だったのは、ひたすら知識のアピール(事件などの詳細を説明)することに終始し自分の意見を十分に述べなかったことが挙げられます。あくまでも「ディスカッション」をするつもりで臨んだ方がよいと思います。

面接試験の時期に「ホットな国際情勢」を押さえ、

・事象の概要
・事象に対して日本/国際社会が実際どう取り組んでいるか
・日本としてはどうするべきか自分の考え
・国際社会としてはどうするべきか自分の考え

あたりをまとめておくとよいでしょう。その際に使えるフレーズなどを整理しておくと採点項目の「speaking」に効いてきます。

私の場合は事件ごとにWordにまとめ、フレーズや語句を整理しました。


今年の7月の時点で私が出題を予想した内容を以下に列挙します。

・テロ関連
→特にアメリカ(フロリダ)・バングラデシュ・フランス、lone-wolf attackersの脅威
・サイバーテロ
・難民問題
→ヨーロッパの限界、中東問題の歴史的背景も(サイクス・ピコ協定から遡って整理)
・Brexit、それに伴う日本や世界への影響と取るべき対応
→ノルウェーモデルは可能か?という視点も含めて
・選挙関連
→選挙権年齢の引き下げ、安倍政権の評価、アベノミクスの今後
・安保法制+憲法改正
・領土問題(南シナ海・尖閣諸島)
→国際法・先占の論理の視点から
・オリンピック
→リオ・東京どちらも、リオの公衆衛生やジカ熱、東京オリンピックにおけるテロの脅威も含めて
・伊勢志摩サミットの内容
→首脳宣言を読む
・オバマ大統領の広島訪問
→核軍縮も合わせて
・災害対策
・米国大統領選挙
→気まぐれで「理想のリーダーとは」、というまとめを作ったら見事に的中しました。びっくり。


次は筆記試験について書いていきたいと思います。

長文でしたが、読んでいただいてありがとうございました。
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国連英検 特A級 結果
ここ最近は何かと忙しい日々が続いていますが、この記事は書かずにはいられません。

7月10日に実施された2016年度第1回をもって国連英検 特A級に合格しました。

アメリカからの帰国後1週間ちょっとの週末ということもあり、帰ってからの事後処理が沢山ありましたが9日にTOEFLで113を取得、10日に国連英検特A級に合格という、7月は試験実績として大きな飛躍をした1か月となりました。

2015年第2回で1次試験通過83/100(長文等69/80+エッセイ14/20、合格点は69/100)、その時はわずかに足りず面接は不合格。再チャレンジし、無事合格しました。(昨年度の面接で落ちた理由は国際情勢の『知識』のアピールに比重を置きすぎた点にあります。このことは後日面接対策の記事を書く際に触れていきます。)

合格するとカードがもらえます。一応個人情報を消し、SA(特A級)の文字が見えるように撮ってみました。

kokurenn.png

私が国連英検のことを知ったのは約4年前、英検1級に合格するよりもずっと前です。

当時の私にとっては英検1級でさえ雲の上、まして国連英検特A級など銀河系の果てのように思っていました。

「日本で一番難しい英語試験」

「英検1級保持者の殆どが落ちる」

「国際会議に出て堂々と自分の意見が言えるレベルの英語力。」

色々な情報をネットでみて尻込みし、同時に憧れ、いつかは欲しい資格として位置付けられていました。

当時の私は英検/TOEIC/国連英検と国内メインの検定試験ばかりに目が行っており、特A級は最終目標の位置づけでした。TOEFLを定期的に受験し、IELTSも仕事の様子を見つつ受験日を探そうと思っている今でも、目標の1つであることは変わりません。

それを、ついに今回取得するに至りました。

TOEICで初めて990点を取った時、英検1級に受かった時、TOEFLで113点を取った時、それらの1000万倍うれしく、満ち足りた気持ちでいます。


ずっと憧れた国連英検。

国際情勢を勉強するモチベーションを与えてくれた国連英検。

4年間目標であり続けてくれてありがとう。


今度受験する時はもっともっと実力をつけて、外務大臣賞を取りに行きます。

また、今後は国連英検特A級対策を1次・2次に分けて記事にしていきたいと思います。
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