TOEIC 990点 & TOEFL 113点 & 英検1級 & 国連英検特A級 Dr.Englishの学習カルテ
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エッセイライティングの処方箋 Pt. 1
先日の記事「TOEFL W independentの処方箋」の補完となる記事を書きます。一部引用がありますので併せて確認いただければと思います。この記事は英検1級英作文コンペを主宰されているgogakutanさん、その参加者の1人であるa catさんのご協力をいただけることになりました。ご両名には大変感謝申し上げます。

そのため、1つの記事にまとめてしまうと読み切れないほどの長さになってしまうため、このタイトルは複数に分けてシリーズ化することにしました。

Pt. 1:エッセイライティングで必要な要素の提示(特に私が大切だと思うもの)
Pt. 2以降:ご提供いただいた作文(英検1級エッセイ形式)に対するコメントと提案


という形で記事を書かせていただきます。このPt.1は長いですが、エッセイライティングで考えるべきことがたくさん詰まっています。information overloadになりすぎないように気を配りましたが、それでもかなりの長さなので気楽にお付き合いください。

尚、本シリーズはエッセイライティングに必要な論理の流れを概説しており、説明の中にやや難しい概念や言葉遣いを含んでいます。もし疑問点がありましたらコメントいただければお答えいたします。

-------------------------------------------

まずはエッセイライティングの総論的な話をしたいと思います。エッセイを書く目的は自分の主張を提示し、それがいかに正しいか、次々に論拠を挙げていくのが基本です。

そのため、特に英語試験のライティングは

第1パラグラフ(冒頭):バックグラウンドの紹介+主張の提示
第2パラグラフ以降(BODY):主張の補強
最終パラグラフ(結論):まとめ、結語


というスタイルを取ることが殆どです。この記事ではこのスタイルで説明させていただきます。

第1パラグラフは冒頭段落であり、これからなされるテーマがなぜ重要なのか・そのテーマに対する自分のポジションを書きます。よくあるパターンは、

Some people say that ---. However, I believe that ---.

という形です。この部分に決まった形はありませんが、いきなりI believe ---と始めずに何らかの形で問題提起してから始めましょう。読む側からしたら「何の話!!?」となってしまいます。

続いてBODYです。この記事ではこのBODYパラグラフの解説に重きを置きます。BODYがどれだけしっかりしているかでエッセイの説得力が決まるからです。では早速。

論理的な書き方のkey wordは

TS→TBS→EX

とまとめます。その正体は

Topic Sentence→To Be Specific→EXample

の頭文字です。順に解説していきたいと思います。

Topic Sentence(TS)は言わずと知れた、「その段落で言いたいこと」を示す文です。多くの場合パラグラフの第1文に相当します。

TSを書くコツは、無生物主語構文を使うことです。文型は第Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ文型のどの形式でもいいと思います。

① Children can discover their interests by going to school.

② Attending school can help students discover their interests
.

①の文は「事実」を述べる表現であり、因果関係は強調されず主眼は「子供が見つけられる」ことにあります。

対して②の文はエッセイ等で用いれば因果関係が強調され、それに伴う筆者・話者の「認識」を述べる表現であり主眼は原因と結果にあります。

主張を補強するためにはより論理的に説明する必要があり、また文の特性からも無生物主語を使用することが推奨されます。

また、注意していただきたいことはBODYパラグラフのTSが

First, we are consuming a large amount of fossil fuels to operate cars, machines and ---

としてしまうとどうなるでしょう。これによって因果関係はあまり明確ではなくなり、事実の表現に過ぎず筆者の認識を示す文であることが反映されません。TSは人を主語にすると大抵ぼんやりしてしまいます。それよりも、

First, the current trend toward overconsumption of fossil fuels puts serious threat on the economy.

のようにTSにする場合は無生物主語にする方が因果関係が明確で、説得力のある書き出しになります。(確かこの形式で私が書いたエッセイに対しネイティブの方が"strong sentence"というコメントをしていました。)

第Ⅰ・Ⅱ文型でも構わないと思いますが、そのあとに「なぜそうなのか」因果関係の記述がTBSやEXの中にないと説得力が落ちます。本当はas S V ---やbecause S V ---のような接続詞も使わないでズバッと言い切った方がいいです。TSに主語+動詞は2組もいらないです。その点は私の「independentの処方箋」のエッセイではBODY2でそれができていないです。「with the growing concern about the environment」のような何かしらのシェイプアップができたと思います。

まとめると、TSは「無生物主語構文を基本として短く・強い文章」を。

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次に進みます。To be specific(TBS)は「TSとはつまりどういうこと?TSだから何?」と補助的な情報を付け加える文で、必要に応じて書くとよいと思います。

短く、強いTSを書くと切れ味鋭い代わりにスケールが大きすぎることがあります。そのためTSだけでは

The current climate change disrupts our economic activities.

といったときに「気候の変化→経済活動の停滞」と大きいスケールであったり、いきなりEXにつなげにくい場合はTBSを加えて、

There are a number of cases of storms destroying vast areas of economic centers which were vital for trade, distriution systems ---

などと続けることでその後for example, the hurricane XXX ---のような具体例に続けやすくなります。 TSとEXをつなぐ橋渡しのような存在だと考えていただければいいです。

最後にExample(EX)ですが、具体例を用いてTSがどうなのかを説明し、説得力を持たせます。

自分の経験、統計データ、世論、政策など、何かの情報を用いて主張を補強します。大切なのはなるべくoff topicにならないように、「今書いている具体例はこのパラグラフのTSを補強するものである」、ということを意識して書き散らかさないように気を付けてください。私も時間に追われると書き散らしてしまい、フォーカスがぶれて説得力の弱い作文になってしまいます。

常に「so, what?」と念じながらEXを書きましょう。

最後に結語ですが、うまくパラフレーズしてまとめればよいのでここでは割愛します。

-------------------------------------

概要は以上です。ここからは上記の要素を用いて作ったBODYパラグラフを紹介します。

「20年後に稼動している自動車の台数は増えるか?」というテーマに「増えるだろう」というスタンスで解答したBODYの1つ目です。

First of all, the overall number of car owners in the world is expected to increase significantly for the next few decades. While some developed countries might experience a modest decline in their population, the numbers in the vast majority of developing nations will shoot up, where the automobile market is predicted to be the most robust. A good example is that many African nations have been enjoying steady economic and population growth for years, which is particularly represented by South Africa of BRICS countries, which are considered to be candidates for the next major economic powers. The combination of increased population and stronger economy in the third world will create even stronger demands for automobiles, meaning that there will be more automobiles in use in less developed countries.


赤がTS青がTBS、黒がEXです。

このパラグラフでは、the overallというのはどういうこと?というのをTBSで詳説しました。「先進国では人口が減少する可能性があるが、それどころじゃなく途上国(自動車の市場)での増加は著しい」とTBSを付け加えることにより「途上国でどうなっているか」というEXにつながりやすくなるように意図しました。

もちろん、TBSはなくても書き方次第では問題ないでしょう。また、わざわざBRICSという名称を出す必要はありませんしEXの書き方は色々あると思います。

ただ、ここでTSの中にin developing countriesと言ってしまうと、その後の議論が「途上国の範疇」に縛られてしまうことになります。お題は「世界全体での車の台数」であり、BODYは自分の主張を補強する必要がありますが、いきなりdeveloping countriesをいれて限定することはそもそも筋が違うのです。TSから脱線していては説得力は出ません。

Pt. 1はこれでおしまいです。ここに書いたことはエッセイの基本的なことであり大切なことでもあります。

他にもアプローチ方法はあると思いますので色々な人の意見を参考にしてみてください。

超長文でしたが、お読みいただきありがとうございました。

難しい、わからないと感じたところは、本記事の最初に書いた通りコメントに質問いただければお答えいたします。

Pt.2以降はgogakutanさん、a catさんにご提供いただいた作文を用いて英検1級形式のエッセイで色々検討していきたいと思います。
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清潔と不潔
それぞれの人が違った環境で生活し、違った常識を持っている中ではひょんなことから誤解が生まれることもしばしばです。

本日は私が研修医なりたての時に患者さんとの間に生まれた「小さな誤解」の話をしたいと思います。医療従事者は恐らくこのタイトルだけでこの記事の内容が分かってしまうようなちょっとした小話です。

特に外傷などで受診した患者さん対しては、傷口を洗い、抗生物質入りの軟膏などを塗ってからガーゼなどで被覆します。

※最近は傷によっては洗ったあとに浸出液(傷から出てくるジュクジュクした汁)をとどめておくような特殊な絆創膏を貼って自然治癒力を高める方法がメジャーになりつつあります。ジュクジュクには傷を治す成分が豊富に含まれているからです。キズパワーパッドなどの市販の絆創膏もあります。

さて、以下はそのような外傷患者さんに対する処置中のできごとです。

私「・・・よし。洗浄終わったからガーゼをください。」
看護師「きれいなガーゼ出しますか?」
私「いや、汚いのでいいですよ」
患者「き・・・汚いガーゼで傷口を拭くんですか!!!?」
私「・・・?・・・あ!!」

私が汚いガーゼで傷口の水分を取ろうとしたから患者さんがうろたえてしまったわけです。

なぜ私は汚いガーゼで傷を拭こうとしたのでしょう?

これは、医療の場での「清潔」「不潔」の概念は日常使われるものと乖離があることに起因する私のword choice errorです。


例えば、外から帰ってきて薬用せっけんで丁寧に手を洗い、おろしたてのタオルで拭いた状態。

この手は医学的に言うと不潔です。

「なんで!?」

と思われるかもしれません。

医療では清潔=滅菌状態=菌ゼロを意味します。例えば点滴の針はビニールの外装から取り出した後、もう一段階入れ物に入っています。そこから先は体の中に入れる部分は絶対に触らないように注意して針を刺すわけです。

医療的に「不潔」とは「清潔以外」を指します。先程の洗った後の手は滅菌されていないので不潔です。

私たちの日常でいう「不潔」を示す言葉をしいて挙げるならば「汚染」です。「汚染」とは感染にさらされた傷、例えば派手にすりむいて傷口の中に土や砂が入り込んでしまったような傷のことは「汚染した傷」と言ったりします。他にも、排泄物などで汚れてしまった床や道具なども「汚染されている」と表現します。

すなわち・・・

医療の清潔→滅菌処置済みの医療器具など

医療の不潔≒一般の清潔

医療の汚染≒一般の不潔

少々oversimplificationなのは否めませんが、おおよそこのような感じです。ざっくりしすぎですかね。

この時の患者さんは説明して謝罪すると笑って逆に興味深そうに聞いていましたが、このような発言は何気ないものだからこそ気を付けないといけません。

私はこの経験から自分が思っている以上に多くの患者さんが不安で、私たちの発言の1つ1つに非常に敏感になっていることに気付きました。そのため、この例では「滅菌じゃなくていいです」というような言い方に変えたり、色々な部分に気を配るようになりました。今思うと医師1年目に気付けてよかったと思います。

1つ1つの言葉遣いの大切さを教えてくれた、そんな体験でした。
TOEFL W independentの処方箋
類語使い分けマップは実はまだ読み終わっていませんが、諸事情で今日ブログを書かないとおそらくTOEFL writingに関する記事を書けないと判断したため本日書かせていただきます。

正直independentの記事を私が書いていいのだろうか?という気もします。29点は何回も取ったことがありますが、30点は1度も取ったことがないからです。

その代わりといっては何ですが私のエッセイは、「この程度書ければTOEFLのライティングindependentで100%の確率でgood(評価4.0-5.0)をもらえる」、という参考にしてください。

また、integratedで大ポカして1回だけfair(2.5-3.5)を取ったことがありますが、その時ライティングのスコアは27でした。これはindependentが5平均であったことを意味しています。なので一応5平均を取ることは私のレベルでも可能です。


OFFICIAL TESTのテスト1を作ってみました。具体例に国名が出てきたりしますが、テキトーなチョイスです。事実と異なる可能性もありますのでそこはあしからず。

例によってtotal80狙いの人はW20、100狙いの人はW25、109以上狙いの人はW28を目標にすると想定します。

テーマ:20年後、稼動しているいる自動車の数は減っている。 に賛成か反対か。
作成時間:24分+確認6分(本番は制限時間30分)

A thought-provoking current issue concerns transportation. Some people think that there will be fewer cars in use than there are today in two decades, while others may disagree. Personally, I believe that the number of cars on the road will continue to increase for the time being. I will present two reasons to support my opinion.

First of all, the overall number of car owners in the world is expected to increase significantly for the next few decades. While some developed countries might experience a modest decline in their population, the numbers in the vast majority of developing nations will shoot up, where the automobile market is predicted to be the most robust. A good example is that many African nations have been enjoying steady economic and population growth for years, which is particularly represented by South Africa of BRICS countries, which are considered to be candidates for the next major economic powers. The combination of increased population and stronger economy in the third world will create even stronger demands for automobiles, meaning that there will be more automobiles in use in less developed countries.


In addition, green technology has been drawing a huge attention to electric vehicles or EVs as the world is getting more concerned about the environment. EVs are cost-effective and eco-friendly because they can be recharged by using household electrical outlets and emit no pollutants. This has created a trend toward converting to EVs from conventional cars that need fuels. What is important at this point is that people who are well aware of environmental issues and so refused to have cars are willing to own EVs. This tendency is outstanding in the wealthiest states such as the US, Japan, the UK and so on. Other economic leaders are showing interest in this technology and will follow suit, adding large numbers to the present figure. The number of cars in operation will arguably rise for the foreseeable future in rich countries.

In conclusion, considering that the number of car owners will increase in emerging countries and that clean technology will generate more demand on EVs in developed nations, I strongly stand by the idea that in twenty years there will be more cars in use than there currently are.


363words

the number of ---が多すぎて自分で読んでて萎えますが、あえてそのまま載せます。4点は確実、5点くれる可能性もあると思います。

私のスタンスは「20年後の車の数は増える」。

body1は「途上国の人口増と経済成長により車の台数は増える」。body2は「先進国での電気自動車への注目の高まりが車の台数増につながる。」という形です。

途上国で増える+先進国でも増える=間違いなく増える

というロジックにしてみました。記事を徒に長くしないために363語と少し少なめにしてますが、本番では420語前後で書くことが多い気がします。

一応採点基準を載せます。
w indp


ごちゃごちゃしていてわかりにくいですが、要は

0点:白紙か答える気なし
1点:なんか書いてある
2点:なんか文が書いてあり質問に答えようとしているのがなんとなく伝わる。賛成か反対かくらいはわかる。
3点:質問に答えようとしているものの論理性が弱く、非常にわかりにくい
4点:ミスや論理上の問題が多少あるが、言いたいことは概ね伝わり、かつbodyによって支持されている
5点:文法や語法のミスが多少あるが、論理的に書かれていて言いたいことがよくわかる

といった理解でいいと思います。

基本的には論理構成ができているか、が最も大切な要素だと思います。何回も受けてみて感じました。これは間違いないでしょう。

W20を狙う場合、評価スケール上3平均となりますので①自分の立ち位置をはっきりさせる、②bodyを2つ以上書いて自分の主張を支持する、➂何とか300語を超えるように書く、の3点を意識すれば難しくはないと思います。一貫性などはさほど意識せずとも、とにかくこの3つを意識して練習あるのみ。

W25を狙う場合、評価スケール4平均ですので、bodyがきちんと主張の支持をできていなければいけません。多くの場合、bodyパラグラフでは「主張を支持するために言いたいこと→自分の経験を用いた具体例」流れで書くことが多いと思います。この流れを意識して、なるべく語彙の重複を避けて書ければ4平均を取れます。この段階で300語が苦しいと感じる方は完全に練習不足ですのでたくさん書いて練習してください。アイデアを考えるスピードが上がり、筆が速くなります。

私の場合、「言いたいこと」と「具体例」の間に関連性が弱い・直接的に結びついているのか疑わしい場合が時々ありますので、bodyパラグラフのトピックセンテンスを書いて安心しないでください。

W28を狙う場合、integratedで2人の採点者から5をもらえればindependentは4平均で問題ないです。その方が簡単じゃないかな、と私は思っています。(情報は与えられるし、書く量が少ないのでミスする可能性も低いため)

5平均を狙う場合は論理的な流れももちろん、関係詞や仮定法を用いて複雑な文章を作れるアピール、高度な語彙の運用を数か所散りばめることも大切かな、と思います。

私の場合、bodyパラグラフ2つに対立構造を作るのが好きです。今回は途上国と先進国でしたが、例えば「週休3日制はメリットがあるか」ということに賛成するエッセイを書く場合、bodyは「個人・local communityの単位でのメリット」と「政府・国・貿易など大きなくくりでのメリット」をそれぞれ扱う2つのパラグラフを用いたりします。「個人と社会の対比」です。もちろんbodyパラグラフ間だけでなく1つのパラグラフ内での論理性も注意しないといけませんが。

以上のように「体裁を整える」→「主張の支持を論理的に」→「より高度なword usage」を目指すことでindependentの点数を安定化させることができると考えます。

この記事もより良いものにするためこれをベースに改訂する可能性があります。

最後に・・・「類語使い分けマップ」により強化された私のword choice capabilityを披露できなくて残念ですΣ( ̄ロ ̄lll)

(ウソです。強化されていてもmuch room for improvementです。)
語彙の使い分け
先日紹介しました「類語使い分けマップ」を用いてライティングの練習を始めました。

ruigo

具体的なやり方は、

①まずは作文をする。

②用法を確認したい動詞・形容詞などをチェックする。

➂類語使い分けマップで確認して、正しいかどうか・より適切な語句がないかを確認する。

教材としてはまずはTOEFLのindependentや英検1級のライティングを用いていこうかな、と思います。


今週中には類語使い分けマップを1周して、TOEFLのライティング(independent)の対策記事(「・・・の処方箋」系)を書く予定です。

インプットしたものをアウトプット練習だけでなく、アウトプットしたものの正誤をチェックしてインプットしなおす練習をいいバランスで行っていこうと思います。(私は勿論前者に大きく偏っています。)
何ということでしょう・・・
最近読み始めた本があります。

ruigo

似たような意味の動詞や形容詞を使い分けられるようになろうと思い購入しました。

その意図するところは「今よりもより幅広く、自然に英語を運用したい」という思いからですが、裏を返せば「ある程度適切に運用できている」と自分では思っていたことになります。

しかしながら、思ったよりも語法に穴がたくさんあることが判明しました。

例えば・・・

obtain skills →×(×はほとんど使われない)

cause an impact→×

undermine the feeling→△(あまり使われない)

これらは普通に使ってたと思います。TOEFLでもTOEIC Writingでも。そしてネイティブと話すときも。

もちろんacquire skills, have an impactという正しい表現をまず使うのですが、ライティングで「違う語彙」を使わないといけない時などに特に違和感なく使っていたと思います。

これらの表現を耳にして、どれだけネイティブが「気にするか」は不明ですし、通じるのかもしれませんがネイティブから見た「それは使うor使わない」の感覚がまだまだなっていないことに気づかされました。

自分で書く、話してみるなどの練習が最も大切だとばかり思っていて、このようなインプットはあまりしてこなかったかもしれません。

うーん、それにしてもショック・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

しかし今、こうして気づけたことをポジティブに捉える!(笑)

色々な角度から今後も学習していきたいと思います。


これに伴い確認してみたところ「TOEFL W integratedの処方箋」という記事の中で私が作成した解答を載せていますが、leg positions does not ---というかなり基本的な文法ミスを見つけましたので修正いたしました。

このようなレベルでもTOEFL Wは29、TOEIC Writingは200点です。テストは良い指標ですが、あくまでも「指標」ですね。

私はペースメーカーに今後もテストを受けていきますが、本質を見失うことだけは避けたいと思います。
Get Wild
手術室では音楽が流れていることが多いです。執刀医の好きな曲であったり、集中力を高めるクラシックであったり、聞き流せるアイドルソングのようなものであったり・・・静寂よりも曲がかかっていた方が精神衛生上メリットが大きいのです。

私の病院ではオペ室担当の看護師が曲をチョイスしています。今日はTM NETWORKのアルバムでした。

言うまでもなく手術においては疾患についての知識、身体の構造の理解、そして基本となる術式をベースに各患者毎に臨機応変に対応していきます。繊細な手技と適切な判断力が欠かせません。

そこでタイトルです。

アルバムをリピートするため1時間に1回、

「Get WILD and TOUGH !!!」

あろうことか手術中に一番なってはいけない状態が命令形で飛んできます。

もう一つ厄介なのが、

「Be together be together 朝まで yeah ! 」

です。朝まではやりません。さすがに。時々そういう手術もありますが。

wild and toughになった結果、朝までyeah !なことになったら大問題です。

一人では解けない愛のパズルを抱いている場合ではないのです。



そしてもう一つ改めて実感。

TM NETWORKがかっこよすぎる\(゜ロ\)(/ロ゜)/

わかっていたことですが。

私の場合be togetherなどはアミーゴのバージョンの方を先に知ったわけですので、いつぞやかTMNのオリジナルを初めて聞いたときあまりのかっこよさにastonishedされた記憶があります。

もうwild and toughになっていいかな・・・ってなってしまいます。

↑絶対ダメなやつ


そのおかげか(?)普段より少し手術時間が短く済みました。

全力で無視していつも通りdelicate and tenderにやりましたが深層心理でノリノリだとリズムよく執刀できるものだな、と思いました。

術前のイメージトレーニングや予習、そして気持ちを高めて臨むことは大切だと実感しました。
TOEFL R: summary問題の処方箋(具体例)
今回は先日紹介したsummary問題について、OFFICIAL TEST vol.1 TEST 1の第3パッセージ、oil resourcesの文章を用いて簡単に説明をしたいと思います。解説を容易にするため「oil=石油」で統一します。

プロセスを辿ります。

ではテキストの28ページを開いてください(笑)

↑すみません(^^;なくても多分大丈夫です。

①文章はほぼ3-4つの大枠に分けられる。

まずパラグラフ(以下Pg)1&2はどういうプロセスで石油ができるかです。長い時間を経てsandy layersに石油が蓄積していきます。

以上から大枠一つ目は「石油のできかた」です。

そしてPg3では「石油の採掘方法うんたらかんたら・・・」、Pg4では「石油は中々見つからない。そうだ、取りにくいところからも取ろう!いざ沖合。」、Pg5では「難しいのは禁止区域とかあるから、という理由もあるよ」ということです。

大枠2つ目は「石油の採掘について」です。ただしPg3は採掘方法について、Pg4&5は採掘を難しくする理由についてですのでPg3+4&5で軽く境目があると考えてもいいと思います。

Pg6=大枠3つ目、「石油の採掘は環境にリスキー。汚染、地盤沈下などなど。」です。

以上から、構成はPg1&2-(3-4&5)-6となります。

この大枠を抑えればA, C, Eだな、と解けます。

大枠1つ目と2つ目の間が区切れない場合、文章そのものを全く読めていないと思っていただいて間違いありません。長い文章を読む前に文法・語彙の復習をして、TOEICのPart 5などを解いて文の構造を学ぶところからやり直さないと後でものすごく苦労することになると思います。また、本番より易しい問題を使って少しずつ読解・文章のつながりに慣れていった方がよいと思います。

大枠2つ目と3つ目の区切りは「石油取れないよ~」と泣き言を繰り返しているところから急に環境という話に飛びます。「moreover」と出てくるのでさらに何かを言おうとしている=新しい話、なわけです。


まとめるとこちら↓

smry

「問題点の枠でくくることもできるのでは?」と思われるかもしれません。

smry2


しかしながらこのパッセージの場合、Pg6の冒頭に「Moreover, ・・・」とあるので、「・・・という難しい点がある。そればかりでなくさらに・・・」と新しい情報を付け加えているわけです。「採掘のことから目をそらしてみて!環境もダメージ受けるよ!」と言いたいわけです。

よって「採掘」の枠でまとめて考えた方がよいと思います。

②誤答を削る。

次は間違い選択肢B, D, Fを見ていきます。

まずDは大ウソです。Pg5に最大30-40%ととあります。その他、埋蔵量に対しどのくらい採掘できるかという話は出てきません。解き方はパラグラフが明示されていない内容一致問題だと思って解くと少し気が楽だと思います。

そしてB, Fは所謂「ウソはついていないけどマイナーなもの」です。Fに関しては環境汚染の一つの原因として「例」であり、BはPg2の説明の最後に少し触れられているだけです。

この問題はあまり難しくないですが、もしB/Fを削れない時は、➂それがトピックセンテンスになるとどういうパラグラフになるかを考えてみるといいでしょう。

Fがトピックセンテンスのパラグラフは「どういう時に衝突が増えるか、どのような頻度か、原因は・・・」という、「オイルタンカーの衝突」の話が中心になるはずです。そのようなパラグラフはありません。

以上のように能動的に正しい選択を選び、能動的に除外することで文脈把握の曖昧さは減り、正解しやすくなると思います。

思考過程は上記のようになりますが、実際解いている時は「これは大枠1、これはマイナー、これはウソ、これは大枠2・・・」と捌いていき、例えば「あれ?これどっちだ?」と3つに削り切れなかったら、残ったものに対し「これはトピックセンテンスになるかな?こっちは?」と考えます。消去法のみに頼るとマイナーを消せなくなる可能性があります。なのでステップ①の大枠把握と➂の「選択肢をトピックセンテンスにしてパラグラフを自分で想像する」ことは大切なのです。

ちなみにサマリー問題は正しい3つ全て選べれば2ポイント入りますが、戦略上2つ正解の1ポイントでもいい、という方(目標点26-27くらいまでの方)は消去法オンリーの方が速い可能性があります。

最後に、これは文脈把握を助けるものであり、サマリー問題で「あと一歩で届かなかった正解に辿り着く考え方」くらいに思ってください。全く読めていないのに正解できます、という都合のいいものではありません。

リーディングには語彙・文法・背景知識・論理力色々な力が問われますが、語彙力・文法力をベースに偏らずしっかりと実力を身に付けていくのがベストかな、と思います。

以上、この記事もよりわかりやすくするために改訂する可能性があります。

お読みいただきありがとうございました。
隙間時間を見つける
先日の「Testyourvocab」の記事にてC2プロジェクト参加者のgogakutanさんからコメントをいただきました。

(以下引用)
それにしても、これは、すごいですね。
すごすぎて私の参考になりません。
いや、隙間時間は私にもあるはず

一部を引用させていただきました。

単語関係の記事を読まれてのコメントと思います。そこで「すごい」というのは、

①26500という語彙力がすごい
②研修医時代の多忙な時期の労働時間(月500時間ほど)がすごい
➂隙間時間を②の中で見つけて勉強を続けていたことがすごい

のどれかだと思い、誠に勝手ながら恐らくは➂のことではないかな、と考えこの記事を書くにいたりました。

私のブログは、私の学習経験を通して有効であったことを自分以外が実践できる形で公開しつつ、様々な方とのやり取りを通して情報交換・モチベーションアップを図ることを目的にしています。したがって今回頂いたコメントから内省し、過去の記事でvagueな部分であったところにフォーカスしていきたいと思います。

ということで今回は「隙間時間」についてです。

まず、全ての方の生活に隙間時間はあります。

私は医師なので「絶対」という単語はあまり使いたくありませんが、ここではあえて言います。

隙間時間は「絶対に」あります。

というか、「ある」と決めてかかって思って探さないと見つからないものだと思います。

たとえすでに隙間時間を有効に活用されている方々でさえあります。

私もまだ十分に使いこなせていないのでしょう。たくさんあります。意識すると気づきます。しないと気づきもしません。後になって「あ~あの時間にコレできたな~」「・・・していれば○○分は時間作れたな~」と思うことも多々あります。

「電車を待つ間、テレビのCMの間、電車の中・・・隙間時間はたくさんあります」ではビジネス書や自己啓発本と書いてある内容は全く変わりませんのでこの記事は少し見方を変えていきます。

例によって具体例です。

現在大学受験を控える受験生であると仮定してください。学校と家との往復は以下の2通りの手段があります。

①常に満員で本を開くことはできないが、乗車時間20分の急行列車
②ほぼ必ず座れて本を読む余裕もある一方、乗車時間は40分の各駅停車

受験生として皆さんはどちらの電車を使って帰宅ますか?

「どちらともいえない」と思う方もいるのではないでしょうか?

それでいいと思います。

あなたが「今日は難しい数学の問題をじっくり解こう」と思えば「机に向かえる時間」を最大化する必要があります。この場合、①の手段で帰宅し、集中して問題を解くべきでしょう。

あなたが「今日は英単語を頑張って覚えよう」と思えば、音読はできないかもしれませんが基本的には「本を開いていられる時間」を最大化する②がベストでしょう。もちろん机に向かって単語を覚える派の人はそれでもいいと思います。ここではあくまでも例として。

つまり、隙間時間は「その時間に何ができるのか?」を考えて捻出します。隙間時間が「ある・できる」から何かをする、ではなく何か目的があるから「作る・確保する」というイメージです。

もっと言うと何回も解いた数学の問題の「思考過程」を復習するだけなら机に向かうことなく、②の時間で行うことも可能ではないでしょうか。同じ科目でも必ずしも机に向かう必要はないこともあります。

自分が「隙間時間にやりたいこと」と「それができる隙間時間の作り方」を工夫して、それらをすり合わせることによって隙間時間の可能性は大きく広がります。

私の場合、電車の中ではビジネス書・自己啓発本・自分の専門科の簡単なアンチョコ本などを読むようにしています。満員電車ではCNNの音声を聞いて脳内シャドーイングをしたりします。ブログのネタもそういう時に考えたりします。

ただ、このように書くだけでは「自分だってやってるよ!」と思われる方も多いと思います。しかし、隙間時間を埋めること・より長く確保することだけに固執せず、「得られた隙間時間の間、自分はどのような状態で、何ができるのか?」まで掘り下げると新しい何かが見えてくるのではないか、と思います。例の②であっても、20分間の満員電車で、新しい単語を覚えるのは無理でも音源ファイルを使えば「覚えた単語の復習」はできます。

もちろんリラックスするための時間に使うのも全く問題ないと思います。

以上が「コントロールできる隙間時間」についてです。

急に生じる、「突発的な隙間時間」もあると思います。

電車が事故などでしばらく停車したor中々来ない、仕事が思いのほか早く片付いて偶々少し時間が空いた、などなど。そのような時間にできることをリストアップしておくのもいいと思います。持ち歩いている本を読んだりして普段の隙間時間の延長として考えるもよし、ぼーっとさえしなければ何か、あるはずです。明日の隙間時間の予想とその使い方とか。

しかしながら隙間時間にこだわりすぎてせかせかしたり、ピリピリしては本末転倒です。

何事もバランスを大切にしつつ、無理なく始めることが大切ではないでしょうか?私も隙間時間の使い方はうまくなってきたな、と思いますが、これもまだまだ、色々な方の考え方・本などを参考にbrush upしていきたいと思います。

当ブログに関しましてもよりわかりやすく参考になるブログを目指していきたいと思います。

そして、本記事を書くきっかけとなるコメントを頂いたgogakutanさんに改めて感謝申し上げます。今後も競い合うライバルとして頑張っていきましょう(^O^)


※最後に
月に500時間以上の労働時間であったのは2年間の研修医時代の中で6か月はなかったと思います。その科では担当患者は25名以上いましたのでなり続ける医療用PHS、毎日のように急患・入院・急変・・・という、とても自分でコントロールできるものではありませんでした。この過密労働はかねてから問題視されていましたが、ここ数年だけを見ても劇的に改善しつつあるように思います。大変でしたが、ものすごく多くのことを短期間に学べた期間でもあります。また、学生の頃趣味に没頭していた私は「如何に医師国家試験対策を速やかに終え、趣味の時間を割くか」にも必死でした。そのような過程を経て隙間時間や勉強法を工夫してきたのだと思います。1つのやり方が万人に当てはまるとは思いませんが、もし参考になる何かを提示できていれば、と思います。
語彙力測定
先日Jet Bullさんのブログで、「Testyourvocab」というサイトで語彙力を測定したという記事を読みました。その中で私のことに触れていただいたので、早速昨晩取り組んでみました。(本文中の言葉にリンクを貼る方法がいまだにわからないのでJet Bullさんのブログに行きたい方は右のリンクを経由していただくようお願いいたします

たしかに時々、友人や同僚から「単語どのくらい知ってるの?」と聞かれることはありますが、

「数えていないからわからんけど、16000とか18000くらいだと思うわ、洋書読んでも困らんし。」

という感じで答えてこのところ正確な数を気にしていませんでした。

結果がこちらです。

4/12 夜
vocab1


・・・・いやいや。そんなにないでしょう。

ということで結果の信憑性に疑問を持ち、本日の朝またやってみました

4/13 朝
vocab2

再現性もあるのですね、このサイト・・・まあリストの単語が大体同じなので結果も大体同じになるのは納得です。

2ページ目のリストが難しすぎて若干引きましたが、結果は思った以上に語彙力が上がっていたというものでした。

少し前にやり始めた「ポケモンの復刻版(ニンテンドー3DS)」では既に四天王・ライバルを倒しミュウツーを手に入れ「ポケモンマスター」の地位を得つつありますが、「単語マスター」への道も忘れてはいけないと気づかされました。

↑同列に考えるなよ、失礼

そして興味深いことも発見しました。

究極の英単語セレクションに出ている単語がぼちぼちありました。
kyukyoku

例えば、legerdemain, parsimoniousなど。punyもあったかな・・・?もう忘れました。まあ、この単語帳の中身自体がThe Economistなどを読んでいれば出会うものばかりで今回の結果に影響を与えるものではないでしょうが、さすがに驚きを隠せません。

以前にもこの単語帳の威力に驚いた記憶がありますが、その時と同じ気持ちです。

「やるな、向江(単語帳の著者)・・・」 ←だから失礼だって

ということは、Testyourvocabは「高級な英文を読むときに重要な単語リストから抽出した単語を用いて語彙力を推定している」と思われました。

洋書・ジャーナルなどを読む時などに必要な語彙力の指標としてある程度信用できそうです。

たしかに私自身、Foreign Affairs や The Economist を読んでいても確かに最近めっきり辞書を使っていないような気がします。ゼロではありませんが、いつぞやに比べると頻度激減です。

それでも動植物や魚の種類や家の中にある家具などの名前をちゃんと言えるかと聞かれると怪しいので、日本人の英語(というか私の英語)は非常に偏っているのかもしれません。

きっかけを与えてくださったJet Bullさん、ありがとうございます。
忘れていたこと。。。
今更ですが・・・「TOEFLの対策、勉強法を公開しているのにブログタイトルにTOEFLの点数がない」という矛盾を修正しました。

そして写真を一応載せます。

toefl111

いつも載せているテキストなどに比べて大きい気がするのは気のせいでしょうか?同じようにトリミングしたのですが・・・

ブログタイトルに点数を載せると意欲が湧く気がします。

自己ベストを更新できるようしっかりと研鑽を積んでいきたいと思います。
TOEFL R: summary問題の処方箋
今回はリーディングの各パッセージラストに待ち構える14、28、42すなわちサマリー問題の攻略法です。

攻略法といっても、小手先のテクニックというよりは「文章をしっかり理解していれば正解できる」「文章を理解しきれていない時に少しでも文章構成を明らかにし理詰めで正解に辿り着ける」という思考プロセスを提示させていただきます。魔法のような、都合のいい方法ではありません。自分の実力をフルに発揮するための思考法の一例と考えてください。

まず、理想的には「各パラグラフの内容の細部を読み分け、それらの繋がりと論理を理解できる」ことなのは疑いようのないことでしょう。そうすればサマリー問題のみならず語彙問題以外は間違いなく正解できますね。しかし、時間が限られている中、どんな文章でも必ずそのレベルに持っていくことは中々難しいことでもあります。

そこで、これから示すやり方がサマリー問題の正解率を上げる、ひいてはサマリー問題を解くプロセスを通しイマイチよく分からなかったパッセージでも理解を深めることに繋がることを期待します。

まず、パッセージは3つか4つの大枠に分けられることがほとんどです。

サマリー問題は、冒頭に導入の1文が提示され、パッセージの要約を6つの選択肢から3つの選ぶので言われてみれば「そりゃそうだ」というものだと思います。

つまり問題文の「冒頭+3つの選択肢 」が「パッセージをトピックごとにまとめた3ー4つの大枠」が対応します。4つに分けられた時は1つ目の大枠は問題中に示された冒頭に含まれることが多いです。

誤答選択肢は大きく、

①本文中と違うことが書いてある
②本文中に書かれているけどメイントピックではない

に分けられます。

①の場合、本文と内容や因果関係が逆になっていたりして鑑別は容易です。これをよく選んでしまう場合はパラグラフの繋がりというよりも細部の読解ができているかを見直す必要があると思います。語彙力、文法・構文力を再確認して正確にむ練習をしましょう。他の内容一致問題を間違えていませんか?

パラグラフが指定されていないだけで①は内容一致問題と考え方は同じです。


②の場合、明らかなものからかなり紛らわしいものまであります。内容自体が正しいので引っ掛かりやすいと思われます。

対処法は「これはトピックセンテンスになりうるか?」と常に考えることです。それだけで解決する場合が大半と思いますが、それでも釈然としない場合は一度文章から距離を起き、その選択肢がパラグラフのトピックセンテンスだと仮定して、どのような具体例がくるだろう、どのような比較対照がなされるだろう、と検討してみてください。そのようなパラグラフは本文のパッセージ中にありますか?なければ不正解です。

プロセスをまとめると、

1. パッセージを3ー4つに整理する
2. 明らかな誤答である①のパターンを削る
3. この選択肢はトピックセンテンスになりうるか?という根拠のもと②を削る

となります。この過程を通して正確に辿り着きながら自分の理解の浅いところも浮き彫りになり、パッセージそのものをきちんと理解できるようになると思います。もちろんどれだけ正しく読めているかが大切ですから、このプロセスを練習しながらリーディングの実力も高めるように研鑽していただければと思います。


少し裏技的になりますが、プロセスのまとめ、3を繰り返すだけでも結構な確率で正解ができます。読みや理解が浅くなって間違えるリスクが上がりますが時間がどうしても足りないときは頼るのもありかと思います。テクニックと言うほど都合のいいものではないと思います。TOEFLは慣れやコツはあると思いますがテクニックはあまり有効ではないと思います。私自身、現状学習のペースメーカーとして受けているのでテクニックを考えるつもりはありません。

僭越ながらサマリー問題について説明させていただきました。この記事に限ったことではありませんが今後、より解りやすい記事を目指して改訂を重ねていくつもりです。

また、Official Testを用いて具体例を用いて解説したいと思います。
勉強方法の処方箋:単語学習 part.2
先回の記事では、「単語帳を使った高速回し」によって英単語を可及的速やかに頭に叩き込む方法の1つを提示させていただきました。

今日は単語について、特に「文章中で未知の語句に出会ったときにどのように類推するか」についてフォーカスをしたいと思います。

いきなりですが例文を作ってみました。

These flies are well known as a pollinator of this plant species. After the pollination, its petals turn red.

ここではpollinator(pollination)、petalという単語を知らないと仮定します

「これらのハエはこの花のpollinatorとしてよく知られている。pollinationの後、その植物のpetalsは赤くなる。」

どのようにこの2つを類推するでしょうか?

ハエは花の蜜nectorを吸って、代わりに花粉を運び受粉を促進するということ知っていれば、pollinationは受粉とわかります。

また植物の部位で受粉をきっかけに赤くなるものはほぼ間違いなく1か所しかありません。花弁(花びら)です。茎や幹(stem, stalk, trunk)、そして葉(leaf)の色が変わる可能性もゼロではありませんが、常識的に「受粉で」色が変わるとすれば花弁が真っ先に思い浮かぶはずです。季節や気温で、ということなら葉かもしれませんね。

お気づきの方も多いかと思いますが、こうした類推能力は語彙・文法といった狭い意味での英語力から生まれるものではありません。もちろん接頭語、接尾語をはじめとした知識から導くことも可能ですが、それはもはや「語彙力」の範疇だといえるのでこの記事では考えません。

自分が持っている背景知識を利用して、知らない語彙が何を指しているのか導き出すのです。


少し逸れますが、私は「英語力」とその一部を成す「語彙力」には以下のような関係があると考えています。

学習の初期、基本単語、文法を覚えていく段階では語彙力は最も大切です。「英語力は単語力」の段階です。

学習が進むにつれて基本単語が入ってくると長文を読む力、論理力も大切になり相対的に単語そのものの重要性は低下します。
語彙力にすると概ね5000-7000くらいでしょうか?私はこの時、「わからない単語は推測するものだ、律儀に暗記するなんて効率が悪い」と思っていました。

さらに学習が進んで英検準1級を超え、1級に近いレベルになるとまた語彙の壁が待っています。文章を読むには語彙力が足りないと痛感する。「英語力は単語力マークⅡ」の段階。

さらにさらに、様々な英文雑誌、論文、洋書を読むようになってくると初めて見る単語でも「調べなくても何を指しているのかわかる」ようになってきます。初めて見る単語でいちいち止まらなくてよくなります。

蓄積された背景知識が、初見の単語の意味を1つに絞ってくれるのです。

簡単な例では「中国では深刻な○○○が原因で赤色警報が出された」の○○○を埋めるとすると、大気汚染しか入りません。

これが英文で可能なケースが増えていきます。

これが高頻度でできるようになると再び「英語力は単語力」の呪縛から解放されると思います。

包括的な言葉としての「英語力」にはいろいろな「---力」がありますが、「背景知識」はそれらを有機的につなげてくれます。


単語の定着を促進し、類推により潜在的な語彙力が増加し(語彙力)、わかりにくい構文・構成が一気にクリアになり(文法・構文力)、文章が全体を通して「何を言いたいのか」を理解する助けになる(理解力・論理力)のです。


あまり意識してこなかった方はぜひ、背景知識を意識なさってみてください。「英文を通して学んだこと」「学校やニュース、仕事など自らの経験などから得た知識」が新しい英文を読むときにとても役立つことに気付くはずです。

「TOEFL 背景知識の処方箋」という記事でも背景知識の重要性を書いています。

とても大切なことだと思いますので、このブログでは背景知識の重要性を色々な観点からゴリ推ししていきたいと思います(笑)

なにより得た知識が自分のものになっていく方が勉強してて楽しいですよ(^O^)

※最初の例文はあえてa pollinatorにしています。「flies」は一つの「種」と考え、かつ他にもpollinatorとしてはたらく種がいるかもというニュアンスです。もし間違えていたらご教授願います
勉強方法の処方箋:単語学習
今日のテーマはずばり「語彙の強化」です。

語彙の強化には多くの方が行っているように大きく、

①単語帳を使用する方法
②文章中から抽出して覚える方法

があると思います。この記事では①単語帳で覚えることにフォーカスします。

私は基本は文章で出会った単語を調べていくスタイルですが、時々時間を取って単語帳に取り組みます。

例えば結構前ですが、この本に取り組みました。

kyukyoku

この本は見出し900の難単語と、それぞれの例文中から重要単語100をピックアップしていて、合計1000の単語を覚えることを目指します。

例文中の単語は問題ありませんでしたが、見出し語は冗談抜きで2/3くらい知らない単語でした。

約600-700の知らない単語。

それらを3日も経つころにはほぼすべて覚えました。1週間以内に長期記憶化しました。

どうやってやったか説明します。

①単語をやる、と腹をくくりありとあらゆる隙間時間を見つける。
②慣れの度合いによって10個、20個などと数を決めて自分の中で1ブロック、のようにする。
➂1ブロック覚えたら、その同じブロックをもう一度覚えなおす。
④次のブロックを③の要領で行う、これを繰り返してどんどん前に進む。
⑤その日の最後に、その日覚えたブロックを全て覚えなおす。
⑥翌日⑤を行う。


一応それぞれに理由やおすすめのやり方があります。

①:隙間時間を使う理由は、1日のうちでなるべく学習を小分けにするためです。小分けにすることで集中力を保ちやすく、何回も「暗記しよう」とすることで、繰り返し学習の効果を狙います。そして意外と隙間時間はあります。研修医の頃、月に500時間以上働いている時でさえありました。もちろん学習の一部を机に向かって行うのはありです。ただし3時間連続で単語暗記、というのはあまり効果的ではありません。
②:サクサクやれる自分に合った数を見つけましょう。
➂:人間の脳は一度覚えたと思いきや、瞬間的に忘れてしまうことも多いのです。だから、20-30分以内に1回見直す。これで2周したことになります。
④:サクサク進みましょう。3-4ブロックごとに全体を復習することをしてもいいと思います。
⑤:このプロセスまで行うことで、覚える→すぐ覚えなおす→数時間して覚えなおす、と1日で3周したことになります。
⑥:そしてこれで最低4周。

コツは「とにかく早く、集中して行うこと」です。集中力が一番大事。

忘却曲線を1日でフラットにしてしまおうという、強引且つ理にかなったやりかたです。

とにかく集中して、速く、回すことです。1日いくつ覚えるかは隙間時間の量によりますので適宜調整で、フレキシブルにやるのがいいと思います。

じっくり1周して覚えたつもりになっても、よほどじっくりがあっている人を除いて翌日には悲しい結果が待っているはずです。

だんだん集中力が上がってきて、スピードも上がります。

単語帳で叩き込んだ単語が文章で出てくればさらに定着します。どうしても相性の悪い単語のようなものがいくつかあって、中々覚えられないものが出てきます。だから長期記憶化してからも時々でいいので見直すことも大切です。

「virtuous circle」です( *´艸`)

これは、私の記憶力が特別いいのではなく、上記のようなやり方を繰り返すことによって覚えることそのものに「慣れた」のです。「いい」のではなく「よくなった」のです。練習の成果でしかありません。

だからこのやり方で多くの人が効率よく単語を覚えられると考えています。

本気でやるとめちゃくちゃにしんどいので、「やってみようかな」と思った方は自分に合ったペースを見つけてやって頂ければ、と思います!
TOEFL背景知識の処方箋
今回は「背景知識」にフォーカスしたいと思います。

この記事はTOEFL対策と切り離して書くか迷いました。背景知識の理解は英文を読むときに限らず、文章を読むときすべてに通じると考えるからです。しかし、テストの点に結び付くという結果が分かりやすいのでTOEFL対策として書きたいと思います。

過去にも記事で触れましたが、「背景知識」がないと全く理解不能な文章に出くわすこともあります。TOEFLではさすがにそこまで専門的ではありませんが、やはり知らないトピックの記事は多くの方にとってストレスフルだと思います。

まず前置きですが、TOEFLで扱われるテーマは基本的に「事実」です。もちろん古い説について語られていたりすることもありますが、全くのデタラメをトピックにはしません。

そのためTOEFLは取り扱われているテーマを「知っているか否か」で問題に対する姿勢が変わってきます

基本的に専門知識は不要とされていますが、トピックについて知識があればかなり楽になることは間違いありません。


例としてリスニングで「細胞分裂」がトピックだったとします。ここで、レクチャーであれば細胞分裂については「聞いている生徒のための説明」(つまり受験者のための説明)が入ることが多いです。

聞いている間、細胞分裂に対する知識量で聞く態度が変わってくるでしょう。

細胞分裂について全く知識がない人は細胞分裂はどんなものか、すべての内容についてメモを取るか、覚える必要があるでしょう。大きな負担だと思います。

軽く知っている人は「なるほどなるほど」くらいの感じで軽い負担でメモを取ることができるでしょう。「次はなんだ?具体例か?」とアクティブに聞くことができます。メモなし派の人も楽ですね。

よく知っている人は話の流れを掴みつつ、「あ、自分が知っていることとちょっと違うな」、とか「そのレクチャーで出てくる話題の仮説や実験」などについて概要を把握するだけでよく、場合によってはこれから出てくるであろう内容を予測できます。「あるとき細胞が分裂をしなくなる理由ね・・・テロメア説?古いなあ・・・あ、ちゃんと後半でスーパーオキシド説が出てきたわ、このレクチャーはスーパーオキシド説推しなんだね。」みたいによりアクティブに聞くことができます。もはや自分の知識とレクチャーの内容を整合させているだけ。ほぼすべての問題に自信をもって解答できます。


このように背景知識の理解は絶大な威力を持っています。

どのくらいの威力かというとレクチャー聞かなくても答えられる問題がいくつか出てくるくらいです。ぼーっとしててもセーフです(笑)


背景知識を入れるのには以下の本がいいと思います。問題集は入れていません。各セクション別の対策のところにおすすめのものは書いていますので参照していただければと思います。

英語で説明する科学技術
kagaku

英語で説明する人文科学
jinnbunn

面白そうなところを「つまみ読み」しています。よくまとまっているのではないかと思います。


しかし、私が最もおすすめするのはこの本です↓

The Science Book
scibook

天文学、生物学、地学、物理、化学のありとあらゆる分野をカバーしています。細目を少し挙げると気候変動、遺伝のしくみ、動物の行動学・分類学、コンピュータ、食品科学などです。レベルは高校~大学入門程度でしょうか?わかりやすく書かれています。

TOEFL対策などで済ますのがもったいない、英語学習と理科系科目全般の究極のコラボレーションです

見つけたときはあふれるよだれを抑えながらレジに持っていきました。
ニヤニヤしていたかもしれません( *´艸`)  ←きもい

4000円くらいするし、OFFICIAL GUIDEくらいのサイズなので持ち運びには向きませんが読み物としては1冊で理系分野を広くカバーする良書です。

TOEFLのいいところは「テスト対策を通じて色々な知識が得られること」だと思います。私も歴史・芸術系はあまり詳しくないので勉強になります。

もちろんテストの点数もモチベーションになりますが、このような学びも大切にしていきたいと思います。

「背景知識の大切さ」に関する余談ですが、ISISはじめとする中東問題に関するFOREIGN AFFAIRSの記事に読んでいて「The idea that fracking has granted the United States energy independence is a myth.」という文を見つけたのですが、何回も見たことあるのに「fracking」が何なのかすぐに思い出せませんでした。そのとき、「アメリカがエネルギー自給を増やせる最近のトピック→シェールガスか・・・?→ああ、シェールガス採掘のために水で岩盤砕くあれだ!」と思い出しました。

こういう時ちょっとうれしくて、学ぶのが楽しくなります
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