FC2ブログ
TOEIC 990&TOEFL 113&英検1級&国連英検特A級&通訳案内士&工業英検1級        Dr.Englishの学習カルテ
試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
趣味と仕事
今回は、趣味と仕事について書きたいと思います。

具体的なこと、というよりも「仕事と趣味を両立させることのメリット」について私が考えることを書く記事です。

昨今の長時間労働の是正の流れに伴い、まだまだ十分とは言えないものの、少しずつ改善傾向に向かっているようです。以前は早朝から終電近くまで働くばかりか、そのことに対して幸福感を抱くようなworkaholicな人が今よりも大勢いました。

さて、「残業学」という本によると残業時間が長くなると幸福度が下がる傾向にあるものの、月60時間を越えた辺りから上昇に転じるようです。そのような状態を「残業麻痺」と呼び、燃え尽き症候群や健康被害のリスクとしています。こうした状態は、マインドコントロールの初期段階である、「外部との関わりを遮断する」、「脳や心身を疲弊させ正常な判断力を奪う」といったことに当てはまります。名前そのままですが、マインドコントロールという本に分かりやすく説明されてます。そして同調圧力などが加わり、長時間労働が常態化し他人に伝染していきます。

長時間労働に伴い幸福度が上がる、というのは「自分の仕事が上手くいっている」「自分で仕事をコントロールできている」感覚があるようですが、これは上記に述べたように正確に状況判断ができない状態なので本当にそうかは定かではなく、正しく評価できているとは限りません。

そのような「自分的に」上手くいっていると思っている中、仕事が急に上手くいかなくなったらどうでしょうか?幸福感の出所で、心の拠りどころにしていた仕事が上手くいかなくなったら?

精神は大きく消耗し、壊れてしまう可能性すらあります。真剣に取り組んでいる人ほどそうかもしれませんね。

さて、ここで趣味の登場です。趣味には、仕事から解放されてリフレッシュする、といった以上の意味があります。好きでやっている趣味は、心の拠りどころになり得ます。仕事が上手くいかない時、なにくそと頑張れることも多いのですが心が折れてしまうことも考えられます。しかし「自分には〇〇がある」と思えるものがあれば、挫けることはありません。

さて、こうした拠りどころのことを「重心:center of gravity」といいます。本来はクラウゼヴィッツの戦争論という本に出てくる言葉で、簡単に言うとある国の「大黒柱」となるもの、例えば国民、国家元首、国会などでそれを破壊することによってその国は崩壊するものです。

重心が1つしかないと、その1つが砕ければその人は壊れます。突然の失業や家族の不幸など、重心が折れる脅威はいくつも考えられます。

しかし、重心は複数持つことが可能です。そして本気で取り組む趣味は重心になり得ます。先に述べた通り、仕事も趣味も本気で取り組むことによってどちらかが上手くいかない時も精神を強く保つことができます。因みにどちらも上手くいかない時でさえ、それぞれについて解決策を考えたりと、ダメージは分散します。

仕事を一生懸命やり、家族を大切にして、趣味が複数あれば重心が沢山ありますのでもうきっと大丈夫です。重心のどれかが危機に晒されていてもきっと心くじけることなく冷静に対処できるでしょう。

何よりも大切なのは、「真剣にやってないと重心になり得ない」ことです。何かこれだ!と決めたら真剣に取り組んでみるとよいと思います。

1つのことに集中する大切さも理解しているつもりです。しかし、常に自分との対話を求められる分野、時間的にかなり余裕のある場合、他人との比較に晒されないものなど一部を除いて複数の重心を持つメリットが勝るのではないか、というのが今の私の見解です。ある分野の外で学んだことを取り入れて相乗効果を得る方が性に合っているのでこのスタイルで今年も頑張ろうと思います。
スポンサーサイト
明けましておめでとうございます
謹賀新年
今年もよろしくお願いいたします。

新年最初の記事として何を書けばいいのか色々迷ったのですが、自らの思考の整理も兼ねて「目標達成」について書こうと思います。

私は「正しい努力を正しい時間続ければ目標は達成できる」といった主旨のことを過去の記事で書いて来ましたが、これをなるべく実現するために私はどうしているか、ということを書いてみます。勿論「多くの場合はこうしている」とある程度一般化しています。また、この記事では「目標」と「目的」の違いはあまり本質的ではないので触れません。

「正しい努力」は分析と実践から成り立ちます。

まずは自分の「状況」をみます(例えば海外勤務のためにTOEIC 730点が必要、今のおサイフ事情では月に1万円の学習費が捻出可能、誰が行くかの選考は半年後、など)。

次に、「組織要求」をチェックします(2019年〇月から1名を2年間海外勤務させたい、など)。自分の所属する組織、社会について「自分にどうして欲しいのか」を考察します。個人の目標設定ではこの項目は考えないこともありますし、会社だけでなく「勉強は頑張ってほしいけど育児になるべく支障を来さない」とか「そもそも海外勤務をしないでほしい」という家族の要望など、自分が属する集団からの要因はここに含まれます。

次に、直接対峙する「相手」をみます。自分が労力と時間を割く対象を洗い出します。上の例の場合は勿論TOEICですね。当初家族が反対の場合については、行くか行かないか、どちらにしても家族と会社との落とし所を探るという2正面で考えます。当然もっと沢山あることもあります。

そして「自分」です。自分の意志と現在できること、できないことを明確にします。例えば「海外勤務に行くことで自分のキャリアアップに繋げたい。TOEIC550点、文法、語彙力、リスニングとあらゆる面で実力不足。勉強を頑張る意志は強い。予算としては月に1万円を勉強費用として出せるものの月3000円までにしたい。」などです。

多くの場合この順番に考えますが、相互に関連していることも多く、複雑な場合は紙に書くことも思考の整理に便利です。

一連の分析によって、「変えられること、変えられないこと」「目標との距離や今の時点でできていること、できていないこと、やるべきこと」を明確化し、「確保できる時間や資金に応じた具体的な手段」「目標達成に至るまでのチェックポイント(中間目標)」「目標達成後の具体的なイメージ」を考えます。

上記につづけていえば、海外勤務のためにTOEIC 730点は必須のラインだが、それだけでなく会社は『海外勤務をする=英語を使って現地で働ける』ことを求めている。すなわち「点数を取るだけでなく、コミュニケーションも取れるようになる必要がある」ことがわかります。よって組織要求を掘り下げないと、「TOEIC730点取って家族とも話し合って、無事海外勤務の座を勝ち取ったはいいが英語での業務に難あり、会社が求める成果が出せずキャリアにとってプラスにならない」といったことが生じてしまうことがあります。本人にも家族にも、会社にとってもマイナスですね。この場合は例えば「並行してシャドーイングや英会話の練習をする」ことが必要でした。この例はあまりにも明らかなため気付かないなんてことは通常あり得ませんが、より複雑な状況下では思わぬところで足元を掬われることとなりかねませんので注意です。

こうした分析によって考えたやり方を実践していきます。実践する上では中間目標を設定し、「やった内容は繰り返して身につける」「負荷を感じる強度で行う」ことに気を付けて進めます。キツいと思う負荷が重要です。

しばらく続けると習慣化してきます。それまで続ける意志が大切なので意志を持ち続けられるような工夫をするのもよいと思います。

このように状況、組織要求、相手、自分を分析して計画を立て、強い意志をもって実践します。習慣化したら、マンネリ化しないように気をつけつつ進捗確認を怠らず進めることで多くの場合、目標達成できるのではないでしょうか?

例えば私の英語の資格試験に関してですが、ここ数年の労働環境改善の恩恵に預かる前の研修医時代に英検1級をとりました。さる2018年には専門医試験も合格し、工業英検1級も取得しました。その間の期間にも、国連英検 特A級や通訳案内士も取りました。最も苦労したのは時間のやり繰りですが、資格取得も達成し、且つ英語力もついてきていると思います。

あくまでも一例ですが、目標達成へのアプローチとしては大きく間違ってはないのかな?と思います。

読者の皆様は各々のやり方を確立し、日々精進されているでしょう。しかしながら、もし何か目標がありその達成に困られている方がいるならば、少しでも何か参考になれば幸いです。

1月初旬、目標を定めるには最高のタイミングです。勢い余ってたくさん目標をたててしまいがちですので、地に足をつけて頑張っていきましょう。
2018年の振り返り&2019年の抱負
皆様におかれましては今年1年いかがだったでしょうか?
今回の記事では今年の振り返りと、来年やりたいことについて書きたいと思います。

まずはできたことから振り返ってみます。

① 専門医の取得
まずは実務に関することからです。医師の資格の中には、国家資格である医師免許とは異なる専門医制度という仕組みがあり、学会が指定する要件を満たし専門医試験に合格した医師はその学会から「専門医」と認定されます。専門医認定がなくても医師はできますが、その科や特定の分野の一人前、professionalであることの証明になります(勿論、取得してから先の方が長いのですが)。最短期間で取得できたことは、ひとえに上司の素晴らしい指導のおかげです。良き信頼関係のもと、広い裁量範囲を持って診療にあたれたことで実力をつけることができました。2018年の1月から12月の期間で合否結果が出る専門医試験のどれかに合格しました。

② 工業英検1級の取得
英語学習では工業英検1級取得が一番と思います。これで英語資格試験のメジャーなものは大体取りました。いわゆる「5冠」の中で唯一、「合格=即実務で通用」が成り立つ試験だと思います。対策も本試験も楽しんで取り組むことができました。

③ TOEIC LR満点
新形式になってから中々重い腰が上がらなかったものの、今年10月ようやく受け直しました。アビメ100%。旧形式から通算すると4回目です。文章の量が増えて900点台の人でも解き終わらないこともあるそうですね。今後も難化していくのでしょうか、気になるところです。

そして、できなかったこと、来年取り組みたいことは以下のようなことです。

① TOEFL iBT & IELTS & TOEIC SW
2018年こそは、と思いつつ今年が終わってしまいました。2019年こそは・・・

② Vital English & Vital Japan
ある程度話せる人向けの英会話サークルみたいなものです。しっかり時間管理されておりトントン拍子に進んでいきます。今年参加してみて楽しめたので、来年も時々参加できればと思います。

③ JTFほんやく検定
一般にはあまり知られていないですが、翻訳の検定としては最も有名なものですね。ここまで手を出せるかは分かりませんが、余裕があれば、という感じです。

④ ブログの内容充実
本ブログに関係することです。ポータルサイトというと大げさですが、検定実施団体や熱心な英語学習者さん達のブログへのリンク先を充実させるとともに、実用英検/TOEIC LR/TOEIC SW/TOEFL iBT/工業英検/国連英検/通訳案内士、将来的にはIELTSやほんやく検定、ケンブリッジ英検などを含めた様々な資格試験について、実際に受験をした経験を踏まえた対策記事などを充実させていければと思います。資格試験をきっかけに新しい知識や技術を学び、合格後に更に伸ばしていくスタイルで来年も頑張っていきたいと思います。

⑤ 読書
様々な本を読んでいきたいと思います。月3-4冊、1年では40冊くらいが目標です。良書に出会えるように、世の中のトレンドについていけるように、アンテナ高めでいきたいと思います。「能力を身に付ける能力」を身に付けることが今の世の中で最も重要である、というのが私の基本的な考え方であり、幅広い知識と教養はその土台となると信じています。8月頃から読んだ本については内容を簡潔にまとめる「読書ノート」を作っています。今15冊くらいですね。読んだ内容をしっかり自分の中に落とし込めるようにしたいです。

その他のことも含めて、全体的に公私ともに充実した1年にできたかな、と思います。一方でもっと上手く時間の遣り繰りをすれば、公私ともにもっと色々なことができただろうとも感じておりまだまだ改善の余地ありです。

来年も、正しい道を行けば結果はついてくることを信じて学習を続けていきたいと思います。友人からは資格マニアと揶揄されることもありますが(笑)、資格試験の多くは何かを学び始める時に実務などを見据えた「この辺りをまずは勉強してね」という指針を示してくれるので、闇雲にやるよりは余程効率的だと思います。素人が本質を掴むことはできませんが、基本的なことを習得して、そして学びが進んできたら深めていけばいいと思います。気にせず資格マニアになればよいと思います。

いよいよ今年も終わりです。今年を振り返り、来年をより有意義に過ごせるよう準備していきたいと思います。

読者の皆様におきましても、来年の益々のご多幸をお祈り申し上げます。
今年読んだ本
さて、今年も1ヶ月を切りました。

今回は今年読んだ本のまとめです。今回は全部列挙するのではなく、読んだ中で特に内容に価値が高いと私が感じたものを挙げたいと思います。例によって医学関係、the Economistなどの定期刊行誌、英語学習目的(CNN english expressなど)のものは除きます。

失敗の科学
失敗から学ぶのが上手な航空業界と下手な医療業界に焦点を当てつつ、組織においてミスが生じるメカニズムや失敗から学べない組織・業界の特徴などを平易な言葉で書かれています。内容の深さに比して非常に読みやすい良書だと思います。村木厚子さんの「日本型組織の病」という本の中でも名前が挙がっています。本書を読んだあと村木氏の著書もあわせて読むとさらに面白いと思います。

魅力的な組織を創るリーダーのための「自律」と「モチベーション」の教科書
人間は理性があるものの結局「感情」で動く動物です。欲求充足できないことはやろうとしないのが人の性。自分で考えて生産的に行動する「自律した人」に自分がなる、そしてそういう部下を育てるために組織やチームのリーダーはどうアプローチすべきか?必要なことが書いてあります。そりゃそうだろう、と思いつつも中々出来ないことも丁寧に指摘してくれています。心理学をベースにした実用的な良書。

超一流になるには才能か努力か
「優秀」な集団から抜け出して「傑出」する人は生まれ持った才能によるものなのか、絶え間ない努力の賜物か。限界的練習という言葉を用いて「正しい努力を継続する」ことの大切さが語られており「よくぞ言ってくれた!」というような内容です。「努力が必要なことくらい分かってる、でも結果がでない」と思う人にこそ読んでもらいたいと思います。私も自分の学習習慣があまっちょろいのではないか?と最近思っていたのでしっかり「限界的練習」が出来るように頑張りたいと思います。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法
自らのマーケットバリューを高めること、自らの理想に基づいた確固たる判断軸をもつこと、伸びるマーケットに身をさらすこと、様々なことが物語形式で書かれていて、一気に読める上に実践的です。勿論、私の場合医師をやめて別の業界に行く予定は当面のところありませんが、この流動的で不安定な世の中で、そうした選択肢を最初から除外して考えることは危険であるとも考えています。専門知識・技術は各業種特有のものですが、その他の教養・思考力・思考法・柔軟性・フットワークなどはどの業界でも必要な、普遍的な能力であると考えています。同時にこれらの要素は「能力を身に付ける能力」の基盤でもあり、これらの欠如は自分の専門領域にも悪影響を及ぼします。逆にこの基盤さえしっかりしていれば、どの業界に途中参入しても十分に戦えると考えています(その業界特有の専門技能やローカルルールに習熟するには一定の期間が必要ですが)。この本は色々なことを考えさせてくれる良書でした。


「ニュースのなぜ?は世界史に学べ」シリーズの2冊など、読み返した本も含めて今年読んだのは20~25冊くらいでしょうか。夏までは業務過多のためにあまり読めてないですが、それを考えれば数はまずまずかな、と思います。何よりも今年は「ハズレ」を殆ど引かなかったと思います。本記事で紹介していない書籍も内容のあるいい本だったと思います。

今年は意識的に「組織運営」「リーダー」などに関係した内容の書籍を選びました。いまだに大学生に間違えられることもある若造にも関わらず、リーダーとして数十人を有機的に動かすことや、優秀な人材を育てるといったことを求められる立場に置かれて危機感を抱いているのかもしれません。

来年はそうですね、ミリタリーですかね。孫子、クラウゼヴィッツなど現代まで生き続けるこれらの名著の内容は今でも通用することが多いですので、様々な本を読み、実務に応用し見識と経験を深めたいと思います。
久々の更新&第234回TOEIC結果
TOEIC結果 20181028S


10月28日にTOEICを受験しました。新形式になってから初の受験でしたが、特に問題はありませんでした。感覚として問題が難化したようには感じませんでしたが、Readingで18分しか余らなかったので、トリプルパッセージが加わっただけ量は増えたのかな?という印象です。因みに各パートについては大体ですが、

Part 5: 約7分
Part 6: 約7分
Part 7: 約43分

の配分でした。

さて、9ヶ月近く更新がなかったブログですがまた再会できればと考えています。先日TOEICの結果発表だったので、いいきっかけになりました。

ブログの更新を控えていたのは、業務多忙につき日々の学習時間を確保することを優先したからです。当初は平均22時過ぎまで残業しなければならない状態でしたが、過去にも書いた隙間時間の利用や、業務の効率化により、20時前に上がれることも多くなりました。加えて心身の疲労やストレスにうまく対応するために、運動や睡眠の質を上げるなどしてレジリエンスをさらに高めることも行いました。その成果もあってか、この期間中もある程度学習時間を確保できました。

その波も落ち着いてきたので、最近は学習時間もこの夏までと比べて多くとれています。今後は新しい試みとして「ノート作り」をやってみようと考えています。

具体的にはScientificAmericanやForeign Affairs、the Economistなどで特に興味のあった記事について要旨をまとめてみようと思います。〇〇語で要約、という形式ではなく文章の中で重要な根幹を整理して、書き留めておくものです。というのも、折角読んだ記事の内容を忘れてしまったり、雑誌を捨てるとあまり読む機会がなくなってしまうので、それではもったいないと思いました。「英語で情報を得る」ことは私の元々の学習動機の1つですし、続けられれば貴重なデータベースになると思うので続けていきたいと思います。

英語でやるか、日本語でやるかは決めていませんがノートは「コーネルノート」を使用する予定です。使いやすそうですね。学習効果が高そうなら、後日ブログでシェアしたいと思います。

寒さも厳しくなってきたので、皆様ご自愛の上、それぞれの学習に精を出していただければと思います。
copyright © 2019 TOEIC 990&TOEFL 113&英検1級&国連英検特A級&通訳案内士&工業英検1級        Dr.Englishの学習カルテ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.