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試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
思考を巡らせる・・・
エジプト航空の機体が墜落した、というニュースが国際ニュース欄を騒がせています。

テロ、機械・技術的な問題(malfunction)、人為的な問題(操縦ミス・操縦士の低酸素や急病)、その他にも多くの説が流れる中、私たちは何を信用したらいいのでしょうか?

「テロだから日本も他人事ではない」

と懸念すればいいでしょうか?

「日本は安全だから大丈夫」

と楽観視すればいいでしょうか?

このようなニュースを見るときも私はなるべく「客観的に」見るようにしています。墜落により命を失った方々には心よりお悔やみ申し上げる一方、以下の記事は心情的な部分を切り離して事実関係と各国の利害を考えてみました。(専門の方から見たらfar-fetchedな内容かもしれませんが・・・)


※この記事を書くときには私の持つ情報は古いかもしれません。何か新しい情報が増えて、結論が出ている可能性もあります。


まずエジプト政府は「テロ攻撃だ」と主張しています。エジプトはテロのせいにしている。テロのせいにしたい。何故ならばオーナーがエジプト政府であるエジプト航空の技術的な問題であれば過去にも似た事件を経験している同社の信用はさらに失墜し、経済的に大打撃になるという裏が隠れていると思いました。

一方のフランスは技術的な問題であるほうがありがたい。パリのテロの後、セキュリティが強化されたにも関わらず機内にテロリストの侵入を許した可能性を考えたくない。(もちろん撃ち落された可能性もなくはないですが、それならばミサイルはレーダーなどで先に見つかるのでは?と思います。)国際社会からの非難や信用の失墜は避けたいのでしょう。EUの列強の1国としてこれ以上面子を失うわけにはいかないでしょう。

そして当のテロリスト達にとっては仮に自分たちがやったものでなくとも犯行声明を出すことでこの事件を自らの手柄に仕立て上げ、国際社会に恐怖を与えてしまうことも可能かもしれない。しかし、世界を恐怖に陥れることが目的のテロリストにとってわずか66人しか乗っていない飛行機を墜としてそれほど意味があるものなのか疑問でした。フランスに対しさらに追い打ちをかける意図があったのでしょうか、それでもセキュリティが明らかに強化されている中テロ行為を行うことはテロリスト達にとってもリスクが大きすぎるのでは?とも思いました。

さらに、米国はじめ周辺諸国は「テロの可能性」を除外できない。「テロではない」と言った後にテロリストが嘘でも真実でも犯行声明を出してしまえばテロの可能性を否定した国の諜報能力が問われる結果となってしまうから。例えば米国が「テロだ」と言えばEUの大国フランスはよく思わないでしょう。しかし「テロではない」と断定できない。外交的に難しい立ち位置にいると思われます。


このニュースを見た時おおよそ上記のようなことがぱっと頭に浮かびました。上記の内容を諸々勘案し、

「こじれそうだな・・・」

というのが最初の感想でした。

一言ですが、色々考えた上の一言です。一応(^^;


こうしてみるとこの墜落事故は「何が原因か?」を探る問題というより「何のせいにするのがお互いの利益を損ねないか」という政治的な問題に置き換わると思います

各国政府にとっては「何が真実か」探ることよりも「何を真実と定めるか」が大切です。

今日は色々な国籍の方(全員医師です)とこの話題に話しました。上記の内容をもう少し深く掘り下げたわけですがとても書けるような量ではないので上記程度の内容で留めたいと思います。

色々な視点を持ち、報道は常に批判的に見て、柔軟に自らの意見を形成する。難しいことですが広い視点をもってニュースを見ていくと様々な見方ができて興味深いです。

このニュースの行く末を見守っていきたいと思います。
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