TOEIC 990点 & TOEFL 113点 & 英検1級 & 国連英検特A級 Dr.Englishの学習カルテ
試験を通して英語を学び、英語を通して世界を知り、知識を通して人生を豊かにする、そんなことを目指すお医者さんの徒然なる日記
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英文読解の処方箋
今回の記事は英文読解についてです。

リーディング、というとより広義になってしまうので敢えて「英文読解=英文を読んで理解する、読んで文章を紐解くこと」といたしました。

かなり前に書いた「構文の処方箋」という記事で「論理が分かれば読まなくても次に何が来るかわかる」と書きました。最近SCIENTIFIC AMERICANで非常にわかりやすい例に出会いましたのでそれを用いて一体どういうことなのか記述していきたいと思います。

2017年1月号のTaking Wingという記事から、一節の流れを(かなり)簡略化したものを書きます。????にはどのような内容が入るか予想してみてください。鳥の羽(翼)の起源についての英文です。恐竜から鳥は進化したのか、その境界はどこか、羽根は恐竜の頃からあったのか、鳥への進化が始まってからなのか、そもそも恐竜→鳥という進化の流れなのか、といったことが論じられている記事の一部です。

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サブタイトル:Accidental Liftoff

The origin of feathers is central to the enigma of bird evolution.

Feathers originally debuted in distant dinosaurian ancestors.

The plumage of Sinosauropteryx looked more like fluff, too simple to catch the wind.

The first feathers were for other reasons, such as to keep small dinosaurs warm.

One subgroup went for a makeover, and the quill pen(=軸のあるいわゆる羽根) was born, apparently for flight.

But none of these winged dinosaurs had the huge chest muscles to power flight and the quill pens were not optimized to withstand the severe forces of surging through an airstream.

Less supported theory: display.

Feathers first evolved as advertisements but winged dinosaurs suddenly found themselves with big, broad surfaces that had an aerodynamic function.

??????

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いかがでしょうか?

殆ど誘導尋問みたいで恐縮ですが、「Flight evolved by accident.」ですね。

原文にはもう少し細かい記載がありますがここでは割愛します。このように流れだけ抽出すると????に入るのは「飛べるようになったのは偶然の産物だった」ということは予想することが十分可能なのがわかります。

ちなみにこれが背景知識を伴うとどの時点でこの結論が導き出せるでしょうか?

それはサブタイトルを読んだ瞬間です。

すなわち「翼(あるいは羽)の機能として大きく分けると保温(自分や子供・卵含めて)・飛行・求愛(display)がある」ということと、「進化はDNAの変異と環境適応がうまく適合した時に生まれる偶然の要素が関係している」という背景知識があればサブタイトルを読んだ時点で、

「偶然飛べるようになった?ということは一般的に言われている機能や目的である保温や飛行、求愛という考えが否定される文がくるな」

「そのあと何かのきっかけ(サブタイトルを読んだ時点では不明)で鳥(あるいは恐竜との中間種)が偶然飛べるようになったという記載がくるな」

「それであれば最初飛べることに気づいた鳥たちがどのようにその能力を進化させてきたか、ということまで記載されているかもしれない

ということが予測できてしまいます。実際この一節の????のあとには「浮力に気付いた恐竜たちは地面から飛び上がり、枝に上ったりした、ついには強靭な胸筋を進化させ現代にいる鳥のようになった」といった記載があります。

「英文読解」は単語を理解し、文法を理解し、構文を理解することだけではないと私は考えています。それは「英文解釈」だと思います。「英文読解」というのはその上で自分の元々持っている背景知識とどこが新しいのか・どこが自分の理解と違うのか、その照合作業を経て書き手の言いたいことを理解する、話の筋道がわかる、重要な記述が浮き上がって見えてくる、そういったものだと思います。

よって予備知識の全くない分野の英文は通常「読解」できません。これは日本語の文章も同じだと思います。

逆にそうした話の流れが分かるようになると日本語の本も「速読」ができるようになります。サブタイトルや文章の流れからこれからの内容を予測し、自分の予備知識と照合していく。違うところは集中的に読み、必要なことは覚えようと努力する。自分の知識を更新する。そうした積み重ねの果てに読む速度が上がったら、それが理想的な「速読」であると思います。英文では「外国語」というバイアスが入るので1つステップが増えますが、しっかり読解できることがそのまま速読に繋がると思います。

理想としてはあらゆる分野でしっかりした知識の土台を持っておきたいところですが・・・まだまだ遠い夢のようです。

時間はかかるかもしれませんが一つ一つ積み上げていきたいと思います。
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2017年 スタメン発表
今回の記事では私が現時点で使用している英語教材と、その使用法を簡単に紹介させていただきます。4技能それぞれに分けてみました。

① リーディング
FOREIGN AFFAIRS:国際情勢・外交(但し基本アメリカ目線)
The Economist:時事全般・経済・国際情勢全般
SCIENTIFIC AMERICAN:科学(物・化・生・地を広く浅く)
International New York Times / The Japan Times:国内・国際情勢全般

International NY Times / The JTはずっと購読していますがここしばらく全く読んでいません・・・冗談抜きで鍋敷きになっております・・・(-"-)基本的には上の3つを読むことによって文系・理系問わず色々な情報に触れることができます。

平日はThe Economist(短い記事が多いため)、休日や早く帰った日はFOREIGN AFFAIRSやSCIENTIFIC AMERICANを読むことが多いです。

以前は折を見て洋書も読んでいましたが長くてだれるのと、洋書を読む間他の本に割く時間が殆ど取れなくなる理由で最近は読んでいません。

② リスニング
CNN English express
The Japan Times 社説集 2016上半期
・TED

TEDは気が向いたら、程度。基本は上の2つ。スピーキングも兼ねて聞く→シャドーイングを繰り返します。シャドーイングは以前の記事の通り、聞く+声に出してシャドーイング+脳内同時通訳(英→日)+英文の構造分解を同時並行。繰り返し練習するとできるようになります。

③ ライティング
英文テクニカルライティング
技術系英文ライティング教本
IELTS スピーキング・ライティング完全攻略


昨年から工業英検に興味を持っていて、そもそもテクニカルライティングとは?と思い購入。「技術系英文ライティング教本」は偶然にも森田鉄也先生もブログで紹介していました。2冊ともさらっと読む→どちらかに軸を置いて深く学ぶ、という順でいこうと思います。英文テクニカルライティングは読了。次はライティング教本を読みます。習得のために問題を解く必要があると思えば工業英検の1級や2級の過去問を入手してやってみます。

「完全攻略」はまだスピーキングの部分をちょっと読んだだけでライティングの章は未読。

④ スピーキング

・CNN English express
・The Japan Times 社説集 2016上半期
・IELTS スピーキング・ライティング完全攻略


上の2冊はリスニングに同じ。「完全攻略」はいい表現がたくさん載っている良書なのですが、音声ファイルがついていないことが本当にもったいない。Mottainai


今後使用する予定の本=控え選手たち
JTFほんやく検定公式問題集
→和訳・英訳は普段英語を読み・書く時と違う能力が必要です。これも広義の英語力。日本語力も問われる。もう買ってしまったのでどこかで読んでみようと思います。

大人のための知識と教養の英会話
→前身である「知識と教養の英会話」を英検1級受験時に購入するも使用されていた英文が高度過ぎて当時は挫折。今なら使いこなせるはず。シリーズで一番新しいものを、これも買ってしまったので積読しないように・・・

2017年の目標としてTOEFL iBT 116点、IELTS 8.5を掲げた割に今現在英語試験にspecificな本をあまりやっていない状況ですが、適宜織り交ぜていくつもりです。

ひとまずこの辺りのテキストで2017年の学習を始めました。試験対策を通して英語力を鍛えるスタイルは継続していきますし学習を続けながら内容を適宜修正していきますが、私のモットー(?)である

I study English to know how the world works.

の精神で頑張っていきたいと思います。
常に基礎を意識する
謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年初の記事は基礎固めについてです。学習の見直し、という点で年末の記事と内容が切り口が似てしまいそうですが・・・まあ年末年始は反省と振り返りの時期なのでこういうことばかり考えてしまうのでしょう(^^;

英語学習に限ったことではありませんが、何かを習得することはピラミッドを作ることに似ていると思います。下の段(=学習でいう基礎)が広い方が高いピラミッドが建てられます。狭い下段では高くブロックが積めません。下の段が狭いのに縦に長いブロック(例えば小手先の試験テクニック)を無理に積み上げても、塔のような形のピラミッドは不安定ですし何かあると簡単に崩れてしまいます。

そのため目的にかなうだけの土台をしっかり作り、そこに着実に積み上げていく作業がとても大切になります。

「目的にかなうだけの」というのは必要な土台の固さ・大きさは人によって異なるということです。

文法でいうならば、「TOEIC 730点を会社から求められていて、スコアを取得しておしまい!」という方はTOEICの頻出文法の本を読めば十分でしょう。一方で「TOEIC満点、英検1級を取得しさらに高度な英語表現を身に付け業務に活かしたい」という方は総合英語Forestやロイヤル英文法などを少なくとも一回は通読する必要があると思います。

さて、基礎固めをするにあたって英単語・英文法・4技能の基本的な内容を抜け目なくやりたいならばぜひおすすめしたいものがあります。

それは中高生用の学習参考書です。

メリットは枚挙に暇がありません。
・中高生でもわかるように書かれている、非常に平易な解説
・be動詞から英検準1級くらいまで(≒難関大レベル)という幅広い対応力
・種類が非常に多く自分に合った教材を見つけやすい
・文系、理系問わず色々な話題の文章がある
価格も安いものが多い
・問題形式が多彩で飽きにくい(要約、和訳、英訳、文法etc…)

You name it ! といった感じですね。

もちろん試験対策に集中しているわけではないので人によっては目標に対し遠回りになる可能性がありますが、目標が高いほど基礎は盤石にする必要がありますから「まずいかも?」と思った時点で弱点補強をしっかりしたいところです。学習参考書は「予備校講師という指導のプロが易しい内容から難しい内容までそれを初めて学ぶ子供が理解できるように解説した本」です。それがバラエティ豊かなラインナップで安く売られているわけですから使わない手はありません。

最終的にネイティブと意思疎通するだけでなく業務の場で対等以上に渡り合う高度な英語力を身に付けたい方、TOEIC 900・英検1級といった資格(そしてその先)を目指す方は目先のTOEIC 800よりも基礎単語・基礎文法のチェックです。間に合わせで通過点に着いてもあまり意味はありません。たとえ既にTOEIC 900以上・英検1級などを達成されている方でも基礎事項に穴がある可能性がありますから気付いたら即補修(補習)、の精神を忘れずにいたいものです。

勿論学習参考書じゃなければいけないということは全くありませんが、意外と見落とされがちなお宝じゃないかと思います。うまく使えば素晴らしい効果を発揮するでしょう。基礎を固めつつTOEIC対策、英検対策、TOEFL対策をやっていけば結果としてしっかりとスコアも伸び、それに見合うだけの英語力も身につくのではないでしょうか。

目標は天井、不安定な椅子に乗って叩くより頑丈で大きいテーブルに乗って叩いた方が強く叩けて早く壊せます(冒頭の例を借りるならばピラミッドですが)。

そう信じて私もこの1年間、基礎と初心を忘れることなく英語学習に励んでいきたいと思います。

最近抽象的な記事が多いので次回は今使用している教材を紹介させていただきたいと思います(^^;
年末にしておきたい学習方法の見直しについて
さて、年末あるいは年始に学習の成果を見直し翌年の目標やノルマを定める方も多いと思います。2016年を振り返り、英語の試験で

「TOEICの点数が○○点伸びた」
「英検〇〇級に受かった」

など、一定の成果が出た方がいる一方で勉強を頑張ったにもかかわらず自分の目標となる点数に届かなかった方もいらっしゃると思います。

しかしそのような方々も心配することはありません。学習した内容はしっかり蓄積されておりいつかテストの点数として、実力として表れてきます。

ここが踏ん張りどころなのです。

という美辞麗句を並べるためにこの記事を書いているわけではありません。

明確な基準はありませんが多くの場合、1年成果が出ていない学習法は見直すべきだと考えます。もちろん例外はあります。TOEIC 980点の方が1年間頑張って990点が達成できなかった、TOEIC 600点や英検2級の方が1年で英検1級に合格できなかった、といった時は結果だけでその学習方法が有効かどうか判断することはできません。こうした極端な場合を除き、例えばTOEIC 700点台の方が1年勉強を続けてもまだ700点台だとか、TOEFL 90点以下の方が2年学習を続けたのにベストを更新できなかったなど、比較的学習効果が現れやすい点数帯で伸びがないのであればやはり学習内容・方法に何らかの問題があると考えるべきだと思います。

今回はその学習方法の見直しについて書きたいと思います。英語学習を続けている方にとっては釈迦に説法となってしまう内容も多々ありますがどうぞご容赦ください

勉強習慣を見直すには大きく「質」と「量」に分けて考えることが多いと思います。

量はさらに勉強時間や分量(読んだページ数や書いたエッセイの数など)などに細分化され、質は集中力やインプットとアウトプットのバランス・自分のレベルや目的に合う教材を使用しているかなどに分かれるでしょう。

長い時間勉強すれば後半になるにつれて集中力は落ちていきます。仕方がありません。人間だもの。

難しい文章を読めば単位時間当たりの分量は減ります。

簡単すぎる文章は分量を稼いだり、多読による慣れを得ることができますが高度な語彙・表現を学んだりすることはできません。

色々な英文雑誌を読み、色々な本でシャドーイングや暗唱をすると多種多様な話題に触れられますが集中力も時間も分散されるため復習の時間が削られ、記憶の定着率も下がり「たくさんやったのに蓋を開けてみれば全く身についていない」ということになりかねません。

一概に決めつけることはできませんが、殆どの学習方法にこうしたトレードオフが存在すると思います。傾向としては量を増やせば質が下がり、質を上げれば分量が減る場合が多いでしょう。質の高い学習(=自分のレベルに合う、やっていて骨太に感じる学習)を何時間もぶっ通せるわけがありません。脳が疲弊し集中力が削り切られて最後の方は何が何だか・・・ということになるでしょう。

そのバランスをどうするか。


自分に合う学習スタイルは何か。


これは残念ながら本人にしかわかりません。

学習を続ける中で身に付けていくしかありません。

しかし勉強法の書籍やブログなどのSNSで情報を得ることで多くの人の学習方法に触れることができ、考えるための材料を得る機会には事欠きません。(私も他の学習ブログからヒントを得ることもありますし、このブログもその一助となれば幸いです)色々な事例をみれば学習計画を立てやすくなります。

勉強習慣がない方はまず隙間時間を見つけて毎日教材に触れることから始めないといけませんし、習慣になっている方はいつ・何を・どのくらい・どのように・何のためにやるか意識して常に推敲していく姿勢を持たなければどこかで必ず頭打ちになります

逆に頭打ちになった時こそ見直すチャンス、ともいえるでしょう。

なぜならば感覚として、あるいは試験結果として英語力の伸びが感じられない場合、それは学習者である「あなた」の限界ではなく「今までのやりかた」の限界だからです。

・・・中途半端な自己啓発本のようになってしまいましたが、要はせっかく一所懸命に頑張るならば効果が出るように頑張るほうがいいじゃあないか、ということです。逆に「効果が出るように」の部分は人それぞれなので自ら見つけていく必要があるということでもあります。因みに私は質と効率をより重視するタイプで、負荷の高いメニューを1日に長時間こなすのはあまりお勧めしません。後半は集中力が落ちているから意外と身につかない上に、しんどいと続きません。勤務形態を考えてもこのスタイルが私には合っているように思います。

英語における目標設定は既に過去に記事にしましたが、それに至るまでの計画をしっかり練って私も頑張っていきたいと思います。

来年も読者の皆様の英語学習に少しでも参考になる記事を書いていければと思います。

皆様、良いお年を。
国連英検 特A級 1次試験対策
この記事では国連英検特A級の1次試験対策について書きたいと思います。国連英検は極めて受験者数の少ない試験ではありますが、試験対策を通して英語力・時事知識ともにたくさんのことが学べる優れた試験です。興味のある方はぜひチャレンジして学びの楽しさを味わっていただければと思います。

特A級の問題は大きく分けると以下のようになります。

マーク式 8大問、計80問(80点)
1-10 知識問題(①に関する問題)
11-20 読解問題(理解度を問う問題)
21-30 文法問題(誤り箇所の指摘)
31-40 文法問題(動詞の活用形を選択)
41-50 読解問題(文脈に合わせて語句挿入など)
51-60 語彙問題(文中の空欄2か所に入る単語を選ぶ問題)
61-70 語彙問題(同義語選択)
71-80 読解問題(時事知識・語彙力を基にした空所補充)

エッセイライティング 1問(20点)
 時事問題について200-250語で書く問題

国連英検特A級は数年前までは非常に高度な語彙を問う問題が多く合格点も60%未満であったことも多かったようですが現在はやや易化し、それに伴い合格点は70%弱と上昇しています。下のStep 1に記載した英検1級による土台作りがより重要性を増していると言っていいでしょう。

ここからはいくつかの段階に分けていこうと思います。

まず国連英検特A級の対策書を紹介します。以下のStepでは参考書はすべて番号で示します。

① わかりやすい国連の活動と世界
② 国連英検特A級・A級対策
③ 国連英検過去問題集 特A級
④ 国連英検過去問題集 A級
⑤ 上級時事英文法

Step 1:英検1級の合格
いきなりハードルが高くて恐縮ですがこれが第一段階です。国連英検の合格者は殆どが英検1級保持者です。受験者全体でも相当な割合が英検1級保持者のはずです。特A級を目指すならまず英検1級です。

新形式になりCSEスコアも導入され今の合格通知の内容は詳しくはわかりませんが、合格者平均点がわかるならば少なくともそれ以上での合格を目指してください。もしわからなければ少し貪欲に、語彙は22/25がコンスタントに取れる・読解問題は3ミス以内くらいを目指してください。英検1級を通して英字新聞クラスの文章を理解する英語力の基礎、エッセイの書き方の基本、時事問題の大まかな知識が学べます。国連英検特A級の1次試験はThe Economistを読みながら問題を解いていくイメージであり量も結構多く、面接では時事問題についてより突っ込んだ内容を聞かれます。英検1級はそのための整地・土台作りだと思っていただければと思います。ぎりぎりで合格した方はもうしばらく英検1級の勉強を続けて基礎固めをしてください。

※ なお、英検1級の対策についても自分がどのように学習したかを後日記事にしたいと思います。

Step 2:国連の知識問題対策
実は知識問題の対策はそれほど難しくはありません。80問中10問ある知識問題ですが、対策することで全問正解が期待できますので是非とも力を入れておきたい分野です。

まず①を通読します。それなりに厚みがありますが半分は和訳で国連憲章の項などは読まなくても大丈夫ですので思ったより時間がかからないと思います。

あとは②~④に載っている知識問題を繰り返し解き、設問になった場所をチェックし①にアンダーラインを引いていきます。A級と特A級は英検の準1級と1級のように形式が似ていますので知識問題はA級のも解いておきましょう。

文房具屋で手に入る暗記用の赤ペンと緑シートを用意し、選択肢になっている部分・そのほかに聞かれそうな部分を赤ペンでチェックしていきます。あとは重要箇所がチェックされた①を定期的に見直し、知識の定着を図っていきます。

余裕があれば、問題に採用された箇所のみでなくその周りも読みましょう。例えば「Human Rights」の項の一文が知識問題に使われていたとしたらその項を全て読んでおくとより盤石な準備となるでしょう。どの項目も1つあたりは2ページくらいなのでそれほど時間はかかりません。

Step 3:語彙力・読解力・文法力の強化
語彙・読解ともに英文を実際に読むことで自然に強化されているのが理想ですが適宜単語帳を利用することでより効率よく学習できるでしょう。

語彙対策として特におすすめしたいのは次の2冊です。

・ 究極の英単語 vol. 4
・ 究極の英単語セレクション

過去問を確認すると結構この2冊から出ています。Step 1の英検1級で語彙はある程度鍛えられているはずですので、上記2冊は知識の穴を埋める作業だと思っていただければと思います。

読解に関してですが、英検1級を合格者平均以上取れる人であればTIMEやThe Economist、International New York Timesなどの記事を300~500記事くらい読めば語彙力も鍛えられるし時事知識、読解力共に合格に足る実力になっているのではないかと思います。

文法問題対策としては、ものすごく簡単な単数・複数の誤りを指摘するレベルからbackfireなどの高度な単語の自動詞・他動詞用法の誤りを聞いてくる問題などもあります。結構気付くかどうかという閃きも大切なので⑤を解いて慣れておくといいでしょう。

Step 4:エッセイライティング
全体の20点を占める英作文は中々の強敵です。必要な語数は英検1級と同じくらいですが、採点基準は厳しくより具体的な内容を求めている印象です。ある社会問題について出題されることが多いですが、過去問集の解答例をみると「その社会問題に対して国連がどのように関わっているのか」といった活動内容及びそれを行う国際機関名などが書かれていたりします。解答例を初めて読んだとき「・・・マジ?」って思いました。さすがにすべて網羅するのは費用対効果が悪すぎるので私はそういった対策は一切しませんでした。エッセイの内容は、社会問題に対する国際社会の現状や問題点、それに対して国連がどのように関わっていくべきかという自分の意見を述べる形式にしました。

段落構成は序論・本論×2・結論の4段落構成を基本とし、250語前後を目安としました。一応それで14点/20点取れましたので合格には上記のやり方で大丈夫かと思います。


合格点はここ数年間の傾向では72点が2回あった他は全て70点未満ですのでマーク60点+エッセイ10点あたりを狙うのが妥当な配分かと思います。得意不得意に合わせて自己調整していただければと思います。

最後に時間配分ですが、私は「大問1つごとに10分」を基準としました。しかし知識問題は10分かかりませんし、設問11-20の読解問題は12-15分欲しいので1-20で20分という感じでやりました。それによりエッセイに40分残すことができます。実際本番ではマークを60分、エッセイを40分で終えて20分ほどの余裕を作ることができました。おかげで見直しをして捨てる問題、粘る問題を明確にすることができました。

以上、長くなりましたが国連英検特A級対策の大まかな内容を書かせていただきました。また、国連英検特A級の受験に関しては土佐犬さんのブログがとても参考になります。数少ない繰り返し受験をされている方です。ぜひブログを訪れて合格のためのTIPSを手に入れてください。

この記事が国連英検特A級の受験を考えている皆様の少しでもお役に立てれば幸いです。
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